本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167105471
みんなの感想まとめ
歴史を通じて現在の日本社会を映し出す本作は、重苦しいテーマが心に響きます。特に西南戦争を題材にし、登場人物の描写や物語の進行が、読者に深い考察を促します。著者の緻密な調査が反映された内容は、歴史を学ぶ...
感想・レビュー・書評
-
第10巻にて
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何か現在の日本社会を見てるような気がして、段々哀しくなってきます。
歴史モノを読む意義の一つとして、現在そのものを体感することを挙げるとすれば、本作は一級品なのかなと思います。が、この重苦しさこそが確かに今だと突きつけられると、なかなかにページを捲るスピードが上がってこない訳でありまして。 -
☆☆☆3つ
第九巻。大詰めである。しかしけれども、ますます司馬遼太郎先生の「どぉだ、オレは良く調べていろんな事を知ってるだろぅ、勉強になったかね読者諸君!」というぐわいの本になってしまっている。
佐川勘兵衛という人物に入れ込んでいる。贔屓である。まあ、誰に対しても優劣なく物語を書くことなんぞは不可能であろうから、だれかを良く言って他の誰かを悪者にするしかないのだけれどね。
結果、あまり面白くはない。娯楽的物語性と云うものがほとんどゼロに近づいている。
寝る前にベッドの中で読み始めれば2分で眠れる。誠に良い睡眠導入文庫である。すまぬ。
なにもこの第九巻で気づいたわけでもないが、西南の役というのは く・ま・も・と の西郷隆盛が熊本城に立てこもって起こした戦争だと、じつはわたしはづっと思っていた。いやはやなんともおはづかしくすまぬ、状態なのであった。(でもそういうお方は、わたし以外にも結構居るのではなかろうか・・・)
西南戦争のこと、薩摩と肥後の(加えて日向も)違いのこと等についてよぉく分かる小説であった。
あ、まだ終わってはいなかった。まだあと一冊あるのであった。
すまぬ。りょうけん蔵(・・;) -
読んだきっかけ:司馬遼太郎は全部読みたい
かかった時間:11/24-11/28(5日くらい)
内容:明治維新から西南戦争の話(たぶん)。9巻は、田原坂の戦いから崩壊、熊本城包囲軍の崩壊、人吉への退却まで、そして人吉から宮崎への転進まで。
薩摩軍の大崩壊が始まりました。
崩壊後の政府軍の追撃の遅さを、上層部の「薩恐病」ではないかと司馬氏は書いていますが、確かにそうかもしれません。
ここまで60日程度の戦闘でしょうが、銃撃と剣戟による血なまぐさい、殺し合いは、一旦休憩(熊本城奪取による)を挟むと、なかなか重い腰を上げられなくなるのかもしれません。
あるいは西郷に恩義ある軍上層部が彼の逃げる時間を稼いだのか、とありますが、薩恐病、の方がより理解がしやすい。
いよいよ最後の一冊へ。 -
(1990.08.01読了)(1990.06.05購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
熊本をめざして進軍する政府軍を薩軍は田原坂で迎えた。ここで十数日間の激しい攻防戦が続くのである。薩軍は強かった。すさまじい士気に圧倒される政府軍は惨敗を続けた。しかし陸続と大軍を繰り出す政府軍に対し、篠原国幹以下多数の兵を失った薩軍は、銃弾の不足にも悩まされる。薩軍はついに田原坂から後退した…。
☆関連図書(既読)
「翔ぶが如く(一)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.01.25
「翔ぶが如く(二)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.01.25
「翔ぶが如く(三)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.02.25
「翔ぶが如く(四)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.02.25
「翔ぶが如く(五)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.03.25
「翔ぶが如く(六)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.03.25
「翔ぶが如く(七)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.04.25
「翔ぶが如く(八)」司馬遼太郎著、文春文庫、1980.04.25
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
司馬遼太郎の作品
本棚登録 :
感想 :
