新装版 竜馬がゆく (2) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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レビュー : 313
  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105686

作品紹介・あらすじ

黒船の出現以来、猛然と湧き上ってきた勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。先進の薩摩、長州に遅れまいと、固陋な土佐藩でクーデターを起し、藩ぐるみ勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に、限界を感じた坂本竜馬は、さらに大きな飛躍を求めて、ついに脱藩を決意した。

感想・レビュー・書評

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  • 自分の今置かれている組織・ビジネスに例えて言える。
    今の会社として、黒船が来ている状態。
    グループ小会社(藩)であれば、親会社(幕府)のご意向を組まざるを得ない。
    反抗するも、たいした力もない。むしろ親会社の方が開国論者である。
    考え方が違えば、会社組織でも、廃絶されるチームも出てくる。
    だからと言って社内通報(暗殺)変わらない。暗殺は影を落とす。
    権力あらそいは息苦しい。課長(郷士)でも転職(脱藩)するメンバも出てくる。
    この先20年間、自分は、どうして会社生活を過ごして行こうか。。
    次の年号に生き残っていきたいか。。

  • 竜馬が脱藩。
    何にぞ命を懸けるか。学を深めて志を高め、無私の心で憂国の士となる姿に感銘。

  • いよいよ脱藩へ。竜馬の世界が高知から日本へ広がる決断をする一巻です。幕末のいごっそうのひしめき合う土佐で、ひとあじ違う竜馬の姿勢に、読者ながら惚れてしまいます。

  • 竜馬はあまり好きになれない。人んちに放尿したり、はっきりしなかったり、性格的に合わない。でも、幕末に興味あり読んでいます。内容は読みやすく楽しめます。

    竜馬は武市半平太のやり方ではうまく行かないだろうと脱藩する方法を選び、武市半平太は吉田東洋を暗殺し藩を勤王化しようと着々と計画を進めますが、江戸にいる老公が国もとの政変に激怒していた、というところで二巻終了です。

    三巻に進みたいけど、少し休んで別な本を読んでみる予定です。

  • 土佐勤皇党結成、そして吉田東洋暗殺、竜馬は脱藩。だんだんと時代が動き出した。でも、まだ竜馬に先は見えてない

  • ★龍馬脱藩す。励ます乙女さんが潔い。

  • 時代の常識にとらわれずに、とにかく我が道を突き進む竜馬。
    天性の人たらし的性格と途轍もない剣の強さにどんどん皆が魅了されていくのはよく分かりますが、実際に自分の周りにこんな人がいたら困りますね。

  • 安政諸流試合から土佐帰国、勤王の嵐からの竜馬脱藩までを描く。
    司馬の幕末の潮流の捉え方はかなりズレてるが、国民文学といわれるぐらい一つの大きな見方を示したそのストーリーは凄い。

  • 再読中。2巻では安政5年、すでに井伊直弼による安政の大獄が始まっているが、まだ竜馬にはそれほど関係がない。江戸遊学の期限がきて土佐へ帰ることになった竜馬は、藤兵衛と共にその帰路で京都まで水原播磨介という三条家の公卿侍の護衛をするなりゆきに。播磨介の懐の文書を狙っているのは井伊家の家臣。竜馬はその文書を三条家に仕えているお田鶴さまに届ける。このあたりもフィクション色が強い。

    土佐に帰った竜馬は、にわかに学問をしようと思い立ち、すでに私塾を開いて若者たちのカリスマになっていた仲良しの武市半平太におすすめ本を教えてもらったり、絵師で西洋通の河田小竜に弟子入りしたりする。そんな中、上士と郷士の間で刃傷事件事件が起こり、土佐藩内は紛糾。佐幕派の上士と勤王派の郷士の溝は深まるばかりで、ついに武市と竜馬は土佐勤王党を結成する。

    のちに海援隊の仲間になる饅頭屋長次郎や池内蔵太らも登場、中岡慎太郎、吉村寅太郎、那須信吾、沢村惣之丞、田中光顕ら土佐を代表する志士たちも続々と。板垣退助と後藤象二郎は、この時点ではまだ藩内では敵である上士側。武市は局面を打開するため吉田東洋暗殺を計画、実行する。一方竜馬はついに脱藩。

    時代が切迫するにつれて竜馬を取り巻く上京も緊張感を増してくるけれど、そんな合間にもちょいちょい女性にモテまくっていて感心する(笑)

  • 今回も堪能。 藤兵衞との旅が秀逸。 日本語がうまい。 それにしても、この物語だけで、何人の人物が登場するのだろう。この作品だけでなく、他の作品も含め、どんだけの情報を集めて整理して咀嚼したのかを考えると、司馬さんは人間の業を超えてると、いつも思ってしまいます。 龍馬が四国の山を越えました。

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著者プロフィール

1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語学科卒業後、産経新聞社に入社。59年「梟の城」で直木賞受賞。独自の史観を駆使し、戦後の歴史小説に新風を吹き込んだ。代表作は『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶがごとく』など。93年に文化勲章を受章。96年に72歳で死去。

「2008年 『豊臣家の人々 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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