新装版 竜馬がゆく (3) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 5359
レビュー : 300
  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105693

作品紹介・あらすじ

浪人となった竜馬は、幕府の要職にある勝海舟と運命的な出会いをする。勝との触れ合いによって、かれはどの勤王の志士ともちがう独自の道を歩き始めた。生麦事件など攘夷熱の高まる中で、竜馬は逆に日本は開国して、海外と交易しなければならない、とひそかに考える。そのためにこそ幕府を倒さなければならないのだ、とも。

感想・レビュー・書評

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  • この一文だけ、忘れないように記しておこう。
    「人の一生というのは、たかが50年そこそこである。いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。」

  • 勝海舟と遂に出逢う。これが日本をだけでなく日本のターニングポイントになるとは・・・

  • ◯いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。(410p)

    ★勝海舟と出会い、龍馬は表舞台に出る。おりょうとも出会う。

  • 竜馬が動き出した。勝海舟、おりょうさん。テンポが上がってきました。はい、次。

  • 1.05.03

  • 世の中が維新に向けて大きく動き出しました。

  • 再読中。脱藩後、竜馬は沢村と共に最終的に江戸へむかうが吉田東洋暗殺の疑いをかけられ藩から追われるはめに。そして伏見寺田屋では薩摩藩士による寺田屋事件が勃発。千葉道場に身を隠している竜馬は、急に勤王思想にかぶれた重太郎に引っ張られて開国派の幕臣・勝海舟を斬ろうと勝邸に出向くが、逆に勝に弟子入りすることに。

    桂小五郎が竜馬に話して聞かせた、薩長懇親会の荒れ具合には爆笑。剣舞を舞う周布政之助に畳を回す大久保利通、あげく西郷隆盛は・・・。司馬さんがどこまで読者を笑わすつもりで書いていたのかは不明ながら(でも関西人だし絶対無意識下に読者を笑かしたろと思ってた気はするのだけど)英雄豪傑を美談化するばかりでなくこうやってクスッとできる場面を作ってあるから、司馬さんの描く歴史上の人物には親近感が沸いちゃうんだよなあ。

    相変わらずモテまくりの竜馬の恋愛関係のほうは、終盤でついに大本命のおりょうさんが登場。

  • ヒロイン集結みたいになってるけど、それでいいのか女性に対する接し方…あの頃はそれでよかったのでしょうか。
    もしかしたら一番のヒロインは勝さんなのかもしれないけれどね。
    以蔵さんも可愛らしい。
    可愛らしいではすまないのだけど。

  • やっぱりおもしろいなぁ。時代だけに怖いと感じることもあるけれど、勝海舟と出会った場面だったり影響をうけているところは本当に生き生きとしている。重太郎さんをはじめ、みんなが竜馬にひきこまれていくのもすごい人間性の魅力があるんだろうな。とてもうらやましい。

  • なんとなくフラフラしていた竜馬が自分のやりたい事をみつけて動き出す巻。
    なんといっても勝海舟との出会いが一番なんだろうな。竜馬に「気づき」を与えた勝海舟の偉大さよ。

    そして、生涯の伴侶、おりょうさんとの出会いも!
    あんなに女性に奥手な竜馬が人前でハグしちゃうぐらいなんだから(このあたりも固定概念がない竜馬らしい)さぞ衝撃な出会いだったんだろうな。

    間に寺田屋騒動あり生麦事件あり(今年の大河でちらっとしか流されず意味がわからなかったんだけど、司馬先生のおかげで分かりました(笑))幕末に向けてガンガン話が進んでます。

    印象的なセリフ

    249
    「相手が幕臣であろうと乞食であろうと、教えを受けるべき人間なら俺は受けるわい」

    409
    「藤兵衛、人間はなんのために生きちょるかしっちょるか」
    と、竜馬は膳ごしにいった。
    「事をなすためじゃ。ただし、事をなすにあたっては、人の真似をしちゃいかん」

    430
    アメリカでは、大統領が下駄屋の暮らしの立つような政治をする。なぜといえば、下駄屋どもが大統領をえらぶからだ。おれはそういう日本をつくる


    あと、個人的なツボ

    234
    「岡健、やる気が」
    「いや、逃げる用意じゃ」

    竜馬とのこういうやりとり、大好き。

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著者プロフィール

1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語学科卒業後、産経新聞社に入社。59年「梟の城」で直木賞受賞。独自の史観を駆使し、戦後の歴史小説に新風を吹き込んだ。代表作は『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶがごとく』など。93年に文化勲章を受章。96年に72歳で死去。

「2008年 『豊臣家の人々 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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