新装版 竜馬がゆく (5) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4808
レビュー : 216
  • Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105716

感想・レビュー・書評

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  • 2015/2/5読了

  • 301頁菊の枕の中でおりょうが菊の花を切って菊の枕を作った話に竜馬が怒るシーン。
    「ばかなことをするもんじゃ。たった一つの枕をつくるのに、何百本の菊を切ったか。唐土(から)の昔ばなしにある暴王に似ちょる」
    束の間の遊びのために、何百の人民を殺すような残忍さを、感じたのである。
    権力や財力なんて持ってないけれど、生きたお金や時間の使い方をしなければなぁと改めて思う文。

    311頁竜馬が預けた鈴虫を、いつ来るか分からない竜馬のために世話をし、死んでしまっても二代目、三代目の鈴虫を用意していた西郷の心意気。
    心づくしという言葉がある。茶道のことばである。「人をもてなす心のはたらき」という意味であろう。茶の素養のないはずの西郷は、安土桃山時代の大茶人の逸話(はなし)にも出てきそうな茶のこころを持っていた。
    おもてなしのこころとは、単に来客が来てから丁寧にもてなすということではなく、こういう風にいつ来客が来てもいいように来る前から準備していることなんだなぁ、と思わされた。

  • 寺田屋事変と、蛤御門の変。
    そしていやいよ世紀の連合へーー。

  • 勝の先見性に、ひたすら感心する。
    おりょうとお田鶴さまの接触には、妙な緊張感を覚えた。長州の話は重苦しく、激変への踏み台的な巻である。

  • 勝海舟と坂本竜馬、立場を超えた師弟愛に感動した。
    長州の没落と薩摩の台頭など、情勢がどんどん変わっていって面白い!

    竜馬って案外好色だったのかなと思った(笑)

  • 長州藩がどんどん悪者になっていって、薩摩藩が着実に力をつけてきて、の第5巻。西郷どんが表舞台にガッツリ出てきて、いよいよ竜馬とも意気投合。その竜馬は、勝海舟のバックアップを失って、せっかく手に入れた船も手放すことになってしまったけど、上記薩摩藩を後ろ盾に私設艦隊作りに着手。英雄の邂逅が着々と進んで、いよいよ大きく歴史が動き出す、って感じ。

  • 竜馬がゆく(一)ご参照。

  • 「お見やーン」がツボに入った。土佐独特の気合をかける時に使う言葉だと書かれているけど、逆に気が抜ける。……亀、逃げ切ってほしかった。

  • 池田屋事件や蛤御門の変が起きたあたり。まだまだ竜馬が活躍するのは先の話。
    2回目に読むときはこの巻からでもよいような気がする。

  • バイブル❗️

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著者プロフィール

1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語学科卒業後、産経新聞社に入社。59年「梟の城」で直木賞受賞。独自の史観を駆使し、戦後の歴史小説に新風を吹き込んだ。代表作は『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶがごとく』など。93年に文化勲章を受章。96年に72歳で死去。

「2008年 『豊臣家の人々 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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