新装版 竜馬がゆく (6) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 4699
レビュー : 213
  • Amazon.co.jp ・本 (437ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105723

感想・レビュー・書評

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  • 竜馬が本格的に動き出し、ついに薩長同盟を実現させる。改めてその凄さに敬服。そして寺田屋事件。よく知ってる話だが、よく死地を脱した。三吉慎蔵、大活躍! さらに薩摩への新婚旅行。これも知ってる話だが、改めて読むと面白い。
    いよいよ大詰めが近づいてくるのがちょっと淋しい

  • 薩長同盟の締結を間近に迎え、幕府の緊張感が高まっている中での竜馬の無謀ともいえる奔放な行動は、一歩間違えば日本の歴史が変わっていたかもと思うと結末が分かっていても注意してやりたくなる。
    運も実力のうちと言うけれど、偉大な業績を残す人には強運も必要条件であるんだなあと思う。

  • 本当にそこに竜馬や後藤象二郎、西郷がいるかのように表現されているので、時々一瞬そのまま描かれているように錯覚する。それくらい生き生きとしている。

  • 竜馬がゆくは1巻から5巻までは特にレビューは書いていませんでした。
    とても面白く、夢中になって読んでいるので8巻読み終わってから
    最後にまとめ的なレビューを書こうと思っていたのですが
    この6巻はかの有名な薩長同盟を締結させた部分であり
    そこの描写があまりに心に響いたのでレビューを書いています。

    竜馬が奔走し締結直前まで進んだ薩長同盟。
    最後の最後のところでまだ小さなわだかまりやプライドで
    なかなか決断しない薩長それぞれの代表に対して
    竜馬が放つ叫びに心震わされました。

    そしてようやく薩長同盟が成った夜の寺田屋での襲撃事件。
    あまりに怒涛な展開で時間の経つのも忘れて読み耽ってしまいました。

  • いよいよ盛り上がりをみせる、長州、竜馬連合による小倉城攻略までの第6巻。竜馬は薩摩、京都、長州藩を激しく行き来しながら日本を再構築する活動に邁進する。特に、竜馬の仲介で薩長同盟を隠密に結ぶための行動が劇的。一旦決裂した会合の後再度双方を説得する場面、「長州藩がかわいそう」と西郷に訴える場面には心揺すぶられます。相手の器量を見つつも、自分の感情を爆発させる切なる訴えが心を動かした名場面だとおもいます。その後の寺田屋の事件も痛快ですが、その少し前に大阪城に忍び込み大久保利通と会話する場面が驚きです。寺田屋の事件後におりょうと外出する場面といい、この人は豪傑無比とはこの人と思わざるを得ませんね。
    近代日本はまさにこの人がいて実現したものであって、もう少し長生きして立ち回ってくれたなら今の日本はもう少し良い方向に転じていたのかもしれないとおもいます。
    また、おりょうとの結婚に至るエピソードもとても微笑ましい。

    物語が終盤に差し掛かり後2巻、この後の展開を思うと読み進めるのが辛くなる思いです。

  • ☆は5つ

    1月14日ミシガン州都デトロイト・メトロポリタン空港から、セントレア中部国際空港へ向かうデルタ航空DL629便の機内で読了した。

    同便ボーイング747型機はほぼ満員のお客を載せて12時間を超える飛行を行う。通称ジャンボジェットと呼ばれるこの747型機はハッキリ言ってもう基本設計が古い。機内はとにかくできるだけ沢山の人を乗せられる目的だけで造られている様に思われる。つまり人には全く優しくない。ジャンボのエコノミークラスシートに12時間以上座っているのはとてもキツイ。

    しかしリーマンショック以降に発令された社内ビジネスクラス利用規制はそのままづっと現在にまで至る。果たして我々一般のサラーリンマンが、またビジネスクラスを利用しで空の旅ができる様になるのはいつの事であろうか。

    いや、まったく本の感想にはなっていなかった。感想なんか書かなくても司馬遼の竜馬は面白いきに読まないかんぜよ。
    わはは。すまんこってす。すごすご[m:237]。

  • 文明を切り開き、諸外国からの侵略を防ぎ、平等に渡り合っていかなければならない、そんな「日本」を実現するために、徳川家の保身を第一に考えている幕府を倒して新しい世の中にしなければいけない。
    そのためにキーとなる長州と薩摩の2大藩。
    互いに憎しみ合うこの2藩の調整役として、遂に薩長同盟を制約させた竜馬。
    そして直後に襲い掛かる寺田屋騒動。
    歴史のターニングポイントがここにあります。

  • p.224竜馬が伏見寺田屋での一泊で同行の長州藩士に語った言葉
    「生きるも死ぬも、物の一表現にすぎぬ。いちいちかかずらわっておられるものか。人間、事を成すか成さぬかだけを考えておればよいとおれは思うようになった。」

  • レビューは最終巻で。

  • 寺田屋襲撃、薩長同盟、おりょうとの結婚などの時代背景とともに竜馬の成長ぶりが感じられました。 短い期間でこれまで進むことが出来るもの、何かを目標にした人が進む道だと感じます。 
    また、人を惹きつけられる人望も、龍馬が実際に色んな場所へ出向いて話をしているから信頼も得られるんだなともわかる1冊です。

著者プロフィール

1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語学科卒業後、産経新聞社に入社。59年「梟の城」で直木賞受賞。独自の史観を駆使し、戦後の歴史小説に新風を吹き込んだ。代表作は『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶがごとく』など。93年に文化勲章を受章。96年に72歳で死去。

「2008年 『豊臣家の人々 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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