新装版 坂の上の雲 (2) (文春文庫) (文春文庫 し 1-77)

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  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105778

感想・レビュー・書評

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  • 明治中期(日露戦争の手前)俳句の正岡子規、陸海軍人である秋山兄弟、それぞれが己の進路を見定めた。これからがむしゃらに走る。

  • 明治時代に興味がなかったせいで、時折出てくる偉人の名前が分からず、Googleで検索しながら読み進めた。
    いつもの倍の時間がかかったが、更に先が気になる。

  • 続編。日清戦争〜日露戦争前まで。世界情勢の把握。どちらかと言うと真之の視点が多め。真之の海軍での成長をメキメキと感じた。真之の得意な効率の良さ、瞬時に物事の根幹を読み取る能力を参考にしたい。

  • 面白かった!

  • 大学2年または3年の時、同期から「読んだこともないの?」と言われてくやしくて読んだ。
    長くかかったことだけを覚えている。
    文庫本は実家にあるか、売却した。
    そして2009年のNHKドラマの数年前にまた入手して読んだ。
    秋山好古・真之、正岡子規について、初期など部分的に爽快感はあるが、とにかく二百三高地の長く暗い場面の印象が強い。
    読むのにとても時間がかかった。
    その後3回目を読んだ。
    バルチック艦隊の軌跡など勉強になる点はある。なお現職の同僚が、バルチック艦隊を見つけて通報した者の子孫であることを知った。
    いずれまた読んでみようと思う。(2021.9.7)
    ※売却済み

  • 司馬遼太郎さんの本で一番好きな本。
    日本人であることに誇りが持てる。

  • 好古、真之、子規。

    それぞれが猛烈なスピードで成熟していく様がとても面白い。
    3人に共通しているのは、物質的に不自由な環境下で、精神的に充実しているということ。

    自身の目標を明確にし、覚悟を持ってその達成に邁進している姿は、率直に言って妬ましい。

    覚悟の裏にあるのは責任感。
    前巻では功名心に猛っていた3人の変わり様も鮮やか。

  • どうも長い。勧める人は多いけど。全体で2冊ぐらいになりそうな。

  • 人間の頭に上下などはない。要点を掴むという能力と、不要不急のものは切り捨てるという大胆さだけが問題だ。

  • 歴史の勉強にもなるし小説としても面白い。関心があるとここまで情報を突き詰められるものかと、人間の底力まで感じてしまうスケール感がある

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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