新装版 坂の上の雲 (2) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.90
  • (589)
  • (529)
  • (673)
  • (39)
  • (6)
本棚登録 : 5139
レビュー : 295
  • Amazon.co.jp ・本 (413ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105778

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 昔の人がいかに勤勉で、真似をして、追いつけ追い越せでやってきたのかがわかる。
    海外にも勝負してた。

  • ・西洋の帝国主義は年季を経ることで、かつては強盗であったものが商人のすがたをとり、時に変幻してヒューマニズムのすがたをさえ仮装するまでに熟していた
    ・派閥抗争は老朽した組織の特徴、敵よりも味方の中の他派閥をはるかに憎む
    ・文明が段階的に発展していく中で、気質や能力がその段階にぴったりとあった民族がその時代の覇権をとる
    ・軍艦は遠洋航海に出て帰ってくると、船底に牡蠣殻が付いて船足が遅くなる、経験は必要だが、経験によって増える知恵と同じ分量の牡蠣殻(固定概念)が頭に付く

  • 第1巻で秋山兄弟と正岡子規の名もなき時代が終わって、第2巻。

    秋山好古は陸軍騎兵の育成に一生を捧げると決心、秋山真之は海軍の天才戦術家として開花、正岡子規は病に冒されながら雑誌「ホトトギス」で人気作家となる。3者3様の明確なキャラが確立したが、この2巻のさらなる面白さはこの3人がほとんど登場しないことだ。

    彼らの活躍とは別に日清戦争、米西戦争(アメリカ対スペイン)、欧州諸国の動きが同時進行。そんな激動の時代に3人は間接的に関わりながら、成長する。司馬先生の歴史描写は詳細で読み応えがあるが、あくまでも司馬遼太郎の小説だ。史実だと誤解することは厳禁だ。

    というわけで、眠れる獅子と呼ばれた清国との戦争で勝利し、日本が世界各国からマークされる存在に台頭したところで、次巻へ続く。

  • 二巻目、日清戦争を中心に描かれる。それにしても、日清戦争以外にも、米西戦争についても記載されており、興味深いところに、スペインの凋落についても筆者自身と、真之を通して考察しているところである。その合間を拭うように、子規が描かれるが、まだ生命の咆哮より、むしろ陽気さすらも感じてしまった。

  • 第2巻

  • 日清戦争が終わった。正岡子規も他界した。日英同盟も結んだ。日露戦争がもうすぐ開戦しそうだがまだ二巻を終えたばかり。

  • 日清戦争、正岡子規の、真之さねゆきとマハン

    日本とは悲痛な国よ〜で始まる真之の感想。国力は農業以外に大した産業を持っていないのに、超一流の軍艦を揃えたがると、そして、その原動力の一つは、恐怖、外国から侵されるかも知れぬという恐怖が明治維新をおこし〜 は、今でも日本人の根底にあるのだろうなと思う。

  • 日清戦争。

  • なるほど。色々そうだったんですねぇ。

  • 2017/04/07

全295件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語学科卒業後、産経新聞社に入社。59年「梟の城」で直木賞受賞。独自の史観を駆使し、戦後の歴史小説に新風を吹き込んだ。代表作は『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶがごとく』など。93年に文化勲章を受章。96年に72歳で死去。

「2008年 『豊臣家の人々 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新装版 坂の上の雲 (2) (文春文庫)のその他の作品

坂の上の雲 2の詳細を見る 単行本 坂の上の雲 2 司馬遼太郎
坂の上の雲 (2) (文春文庫) 文庫 坂の上の雲 (2) (文春文庫) 司馬遼太郎
坂の上の雲(二) (文春文庫) Kindle版 坂の上の雲(二) (文春文庫) 司馬遼太郎

司馬遼太郎の作品

ツイートする