新装版 坂の上の雲 (4) (文春文庫)

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  • 文藝春秋
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レビュー : 240
  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105792

感想・レビュー・書評

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  • 乃木大将と伊地知参謀長の悪口ばっかり。

  • 旅順がなかなか落ちなくて、すごくもどかしい。
    たくさんの人が亡くなった裏には、藩閥政治があったんだな、とわかった。
    また、最期のことしか知らなかった乃木さんのことをいろいろ知ることが出来た。

  • 旅順がなかなか悩ましい

  • 誰が悪いのか、分かっていても止められない、大企業病そのものですね。身につまされます…

  • ドラマ化で話題を呼んだ伊予松山の場面、正岡子規が出てくるのは3巻までで、4巻以降ラストの8巻までは日露戦争の細かい描写が続きます。

    日露戦争の開幕。旅順要塞での乃木希典の苦戦と、いうことを聞かぬ乃木軍の扱いに苦慮する遼陽の満洲軍総司令官大山巌、参謀総長児玉源太郎の葛藤を描いたもの。
    大器量の人物として描かれる大山、児玉に対して、無策ゆえに配下を死に追いやる乃木将軍のバカ殿ぶりが繰り返し語られます。

    近世中国の知識人が三国志を論じて誰それは張飛だ糜竺だと論じたように、高度成長期のおじさんたちは司馬遼太郎を読んでこのバカ殿は誰それに似ている、など盛り上がったのでしょう。


    ○乃木軍司令部は自由に作戦を立てればよかった。たれからも制約されないという、きわめてひろい権限をもたされている点では、統帥上これほどおもしろい軍団はなく、もしこの司令部を天才が運営すれば自由自在に腕がふるえたであろう。
    が、凡庸な連中にとっては、自由裁量権というものほど心細いものはなく、
    ー乃木軍司令部は孤児だ。
    という感じしかもてなかったであろう。乃木希典も伊地知幸介も、この意味では孤児であった。

    ○総大将の任務というのは、最低限それであった。人心を統一し、敵に向かって士気を高め、いささかの敗北心理も持たせない、というのが、国家と国民が軍隊統率者に期待し要求しているところの資質であり、行動である。作戦のごときは、ときには参謀まかせでもいい。
    「敗けいくさになればわしが指揮をとります」
    といったのは日本の全野戦軍の総司令官である大山巌のことばであり、かれの言葉は統帥というものの本質を指し示している。軍隊から集団恐怖や妄想や敗戦心理を取り去るのが、統帥であった。

  • 黄海海戦から203高地の攻撃開始まで。この巻では、日本軍の迷走ぶりもあれば、ロシア軍のロシア帝政末期の状況を伺いしる事ができます。乃木軍は何故、あんなに203高地で日本人を殺したのか?バルチック艦隊回航の苦難など、日露戦争の不思議な箇所が書かれています。

  • 坂之上の雲<一>のレビューご参照。

  • 乃木将軍率いる第三軍の旅順総攻撃。しかし、東洋のセバストポリと称されるロシア要塞は日清戦争時とは比べものにならない堅牢さを誇っていた。完敗を喫し続ける日本軍にバルチック艦隊出帆の知らせが。国家存亡の危機に名もなき兵士たちが勇敢に散華した。
    「旭日!東天に達する時!即ち!名誉ある聯隊旗が!斯く斯くとして敵塁に翻る刻を祝す!全軍突撃!」

  • 7/29

  • 指揮官に必要な器量や、作戦・情報の大切さがよくわかる。
    乃木軍司令部は非常に無能であった。

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著者プロフィール

1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語学科卒業後、産経新聞社に入社。59年「梟の城」で直木賞受賞。独自の史観を駆使し、戦後の歴史小説に新風を吹き込んだ。代表作は『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶがごとく』など。93年に文化勲章を受章。96年に72歳で死去。

「2008年 『豊臣家の人々 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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