新装版 坂の上の雲 (6) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 3798
レビュー : 198
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105815

作品紹介・あらすじ

作戦の転換が効を奏して、旅順は陥落した。だが兵力の消耗は日々深刻であった。北で警鐘が鳴る。満州の野でかろうじて持ちこたえ冬ごもりしている日本軍に対し、凍てつく大地を轟かせ、ロシアの攻勢が始まった。左翼を守備する秋山好古支隊に巨大な圧力がのしかかった。やせ細った防御陣地は蹂躪され、壊滅の危機が迫った。

感想・レビュー・書評

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  • 明石という男の存在を認識しながら歴史を追えるところがこの本の良いところ。

  • どうも長い。勧める人は多いけど。全体で2冊ぐらいになりそうな。

  • ここまで深く掘り下げられると、1つの出来事としての戦争だけに留まらず、歴史の背景から実際に起きたことまで、非常に多くのことを学び取れる。内容的にも非常に面白く、一気に読み終えてしまった

  • 6巻、奉天へまで辿り着きました。

  • 私事ですが、今、まさに、

    「今日は許可するかとおもえば明日には禁ずるという。ああいう当てにならない性格」(本文引用)

    の上司に迷惑してまして、

    「帝政ロシアの官僚の腐敗と専制に対する人民の怨嗟の声」

    という一文が今、自分がおかれている状況と重なって仕方ないと感じました。
    自分と、だけじゃなく、自分が住んでいるこの国にも。

    ですが、強国ロシアの皇帝でさえ、周辺諸国や民衆からの憎しみという業が全て己に返ったわけですので、未来永劫に渡って権力を保てる者はそういないよなあ……という、歴史小説を自分の日常に置き換える、ちょっといつもと違う読み方をしました。

    その他にも、

    「一度も幕僚会議を開いたことがない」
    「幕僚たちは専制者の機嫌をおそれて意見具申しない」
    (本文引用)

    などなど、会長、社長、部長、いずれにせよ組織の長をするものは、ぜひ一読をオススメする、「上に立つ者の反面教師」がこれでもかと描かれている6巻。

  • またもや日本帝国陸軍のピンチ。

    常に物資が不足しいつ負けてもおかしくない状況の中、秋山支隊は驚異の粘りで偶然勝ちをえた。

    敵将の気まぐれでなんとか勝ちをえた好古。

    4巻以降、秋山兄弟の登場シーンがへり、各章毎に登場人物が変わる短編ストーリーのようになってきた。諜報員、ロシア提督、乃木軍、日本海軍、様々な視点から戦況を見つめいざ最終決戦の奉天へ。

  • 5

  • 日本、ロシア両国にとって、戦略の甘さが残る巻。
    この巻は、戦争そのものより、外交に焦点が当てられていた。
    戦争と外交は、きっても切り離せないものだと気付かされた。
    そして、日露戦争とは軍人や政治家だけではなく、日本国民にとって負けられない戦争だったと強く印象付られた。

  • 2016/01/12

  • この巻だけで何か感想を言うのが難しかった。

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著者プロフィール

1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語学科卒業後、産経新聞社に入社。59年「梟の城」で直木賞受賞。独自の史観を駆使し、戦後の歴史小説に新風を吹き込んだ。代表作は『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶがごとく』など。93年に文化勲章を受章。96年に72歳で死去。

「2008年 『豊臣家の人々 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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