新装版 坂の上の雲 (8) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
4.10
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本棚登録 : 3828
レビュー : 298
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167105839

作品紹介・あらすじ

本日天気晴朗ナレドモ浪高シ-明治三十八年五月二十七日早朝、日本海の濛気の中にロシア帝国の威信をかけたバルチック大艦隊がついにその姿を現わした。国家の命運を背負って戦艦三笠を先頭に迎撃に向かう連合艦隊。大海戦の火蓋が今切られようとしている。感動の完結篇。巻末に「あとがき集」他を収む。

感想・レビュー・書評

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  • 191010日本海海戦は面白くですぐに読みおわってしまった。
    大義があれば、弱くても貧乏でも強くなれる。武士道、清貧の心を失いつつある日本を憂うが、本を読むことで少しでも近づければと思う。自分の小賢しい利己的心が恥ずかしい。

  • 2019.8.2(金)¥200(-20%)+税。
    2019.9.27(金)。

  • 歴史の理解としては良かったがやはり日露戦争は屍が多過ぎて読んでいて暗くなる。。。

  • 意地で読了。全体的に淡々としてて疲れたかな。後書きがまとまってて、それは興味深く読みました。

  • どうも長い。勧める人は多いけど。全体で2冊ぐらいになりそうな。

  • 日本海海戦は有名な東郷ターンも含めてある程度の経緯や結果は知っていたが、より詳細を知ることができた
    世界史上類を見ないことがたくさん起こる独特な文調も読みやすくて一気に最後まで行った
    壮大な物語ながら最後のシーンなど淡々としている感があったが、あとがきも含めて読みごたえがあった
    明治は善で昭和は悪といったイメージを広めたとされる筆者だが、明治維新という特異な時代にあってはそれも仕方ないことかもしれない

  • 『坂の上の雲』を読了。でも、まだ『坂の上の雲』の世界に、しばらくは浸りたいと思う。

  • 一朶の雲を目指して登りきった先の雨の坂という終わり方が、明治の終わり、彼らのいなくなった日本を暗示しており示唆的。

  • 日本海海戦は天佑により勝ちを得た。

    諸外国からは負けの烙印をおされ、本営でさえ絶望的な状況を、敵艦壊滅、自陣は撃沈ゼロの圧倒的勝利へ。

    「本日晴朗なれども波高し」の旗を掲げた名参謀と心揺らぐことのない世界最強の提督以下の激戦が1冊丸ごと描かれている。

    短い章ごとに区切られていて、場面がコロコロと転換されて、正直1度で理解することは無理だった。多分全く頭に入っていない。

    ただ、これ一冊でも十分教科書になるほどの情報量があって、ただただ史実を追いかけていくだけでも楽しかった。とにかく先が気になって仕方なかった。

    司馬史観、世間に対してあたかもこの書に描かれたことが正しいかのように錯覚させてしまうほどの物語、最も尊敬すべき点はリサーチの多さ。5年かけて執筆しているということはそれ以上にリサーチをしないとかけないということ。作中でも、確かに確認したのにどの資料だったかわからなくなってしまった、と記載している司馬遼太郎の手元にはどれほどの資料があったのか。彼が書物を集めるとき、町から関連の書物が消えると言わせたほどだから想像するだけも恐ろしい。


    坂の上の雲とは、
    まるで雲の上にあるような遠い存在の欧米の列強を目指して、明治日本をはじめた幕末の志士たちが坂を駆け上がることを表現している。

    明治維新を成し遂げたからこそ、日本は今の地位を確立している。実際にロシア帝国に勝利したのも国民国家の制度によるところがある。改めて明治維新の偉業とそれに対しての無知さが知った。

    もっともっと知りたい。

  • 遂に対峙した日本海軍艦隊とバルチック艦隊。
    日本海軍が勝つのは不可能だと思われていた。
    東郷平八郎とロジェストウェンスキーという、司令長官の力の差が出た。
    日本海軍の圧倒的にして完膚無きまでの大勝利。
    兵器は、ロシア側が優秀であった。
    しかし、戦う軍人は、日本側が優秀であった。
    人間の力の差が日本海軍の大勝利になったのだろう。
    その人間の力を我々も受け継いでいるのではないだろうか。

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著者プロフィール

1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語学科卒業後、産経新聞社に入社。59年「梟の城」で直木賞受賞。独自の史観を駆使し、戦後の歴史小説に新風を吹き込んだ。代表作は『竜馬がゆく』『坂の上の雲』『翔ぶがごとく』など。93年に文化勲章を受章。96年に72歳で死去。

「2008年 『豊臣家の人々 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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