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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167105853
作品紹介・あらすじ
1996年2月12日、10年間続いた『文藝春秋』の巻頭随筆「この国のかたち」は著者の死をもって未完のまま終わることになった。本書は、絶筆となった「歴史のなかの海軍」の他、書き言葉としての日本語の成り立ちを考察した「言語についての感想」「祖父・父・学校」などの随想、講演記録「役人道について」を収録。1996
目次
歴史のなかの海軍(一)
歴史のなかの海軍(二)
歴史のなかの海軍(三)
歴史のなかの海軍(四)
歴史のなかの海軍(五)
旅の効用
うたうこと
声明(しょうみょう)と木遣(きやり)と演歌
醤油の話
言語についての感想(一)
言語についての感想(二)
言語についての感想(三)
言語についての感想(四)
言語についての感想(五)
言語についての感想(六)
言語についての感想(七)
雑話・船など
コラージュの街
原形について
祖父・父・学校
街の恩
源と平の成立と影響
役人道について
みんなの感想まとめ
日本の歴史や文化について深く考察した作品であり、著者の独自の視点が光ります。日本史のトピックスを取り上げ、教科書では味わえない興味深い事実を紹介する内容は、読者に歴史の面白さを再発見させます。特に、敗...
感想・レビュー・書評
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息子へ)
司馬遼太郎に歴史小説は、この5年で、かなり読んできた。
今回、歴史小説ではない司馬作品を手にした。本書の内容は、日本の歴史トピックスを、司馬先生がピックアップして紹介するというものだ。
1つのトピックが、おおむね10p程度に構成されている。日本史の授業では教えてくれない、興味深い歴史事実が凝縮されている。歴史を学ぶおもしろさを教えてくれる本だ。お父さんは学生の頃、日本史が得意だった。日本史が好きと言うより、暗記すれば点数に繋がったというところが好きだった。
本書を読んで、やっと、本当の意味で、日本史が好きになったと思う。高校生の頃に、本書に出会っていれば、理系ではなく文型に進んだかもしれない。。。
さらに、司馬先生の偉大さを語らせて欲しい。
本書は、歴史事実の紹介でありながら、司馬先生の歴史小説と同様、読んでいておもしろい。臨場感がある。
本書のようなノンフィクション本と、小説とが、同じような感覚で読むことができる、、、というところが、司馬先生の偉大なところなのだろう。
ノンフィクションな史実を臨場感たっぷりで描くところがすごいのか、小説で描写している内容が、真実と錯覚してしまうほどリアリティーを持っているのがすごいのか。兎に角、あらためて、司馬先生の才能に感服した。
(お父さんの本の買い方)
守山市立図書館
(読め、もしくは、読むな)
読め!
(君が・・・歳のころに)
大学生になったら
高校生のときに読めば、進路に影響するかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了 20241211
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しみるなぁ~後半のエッセイが特に。
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日本人が持つ「公」の意識を忘れてはいけないん
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著者の絶命による未完の書。司馬遼太郎が考える日本についての考察。面白かった。本巻は随想集が追加されている。またこれが司馬遼太郎の原風景を述べているようで興味深い。敗戦直後の京都という都市についての考察が興味深かった。
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全6巻通読。日本の古代から現代までの歴史、そして著者自身の体験と、様々なトピックを通して、日本を形作ってきた(いる)要素を説いてゆく。第6巻途中の絶筆の項まで、筆致に体調不良を感じさせず、そのあと付け加えられているエッセイも、統一感を持たせるべく、日本とは何かについて語ったものが収録されているので、未完に終わったという感じが無い。話題が尽きることなく、滔々と古今の有様を論じる姿から、もし著者がさらに長命していたら、ライフワークの一つになったのではと思うほど。一見話が飛びながら、ふんわりテーマを纏める手腕は、読者を講演か座談に参加しているかのような錯覚に陥らせる。
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司馬さんの絶筆となったこの国のかたち。もう20年以上前のものであるのに全く色褪せない。
山本権兵衛の評価がとても高いあたりに、合理性を尊ぶ司馬さんの思想が表れているように感じる。
「祖父・父・学校」は江戸時代と明治の断絶を和算と数学というもの、学校を通じて鋭く描きだしている。司馬さんの少年時代の話で、なんとも興味深かった。
「役人道について」は、公とはなにかを旧アジア世界と日本の比較を通して語っている。現代でも、刺さってくるテーマであった。 -
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司馬遼太郎さんのエッセイ「この国のかたち」最終巻です。全体を通して、色々な時代の日本の出来事・思想が書かれています。
第6巻では、海軍について多くのページが使われています。日本の海軍は、帝国主義時代の防御ようとして増強されましたが、気がつけば統帥権を武器に歯止めの効かない大きな組織になっていました。歯止めの効かなくなった組織の恐ろしさ、行く末について学ぶことが出来ます
司馬遼太郎さんの知識の元、俯瞰的に歴史が書かれているので、世界との関わりや時間の繋がりを感じながら読むことができます。
深堀して知りたい好みの時代も出てくると思います(自分は、明治〜大正〜昭和初期)。
司馬遼太郎さんの何とも言えない飄々とした語り口。随筆ならではのリズム感。是非読んで見てください❗ -
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日本とは日本人とは何かを考察した司馬遼太郎の晩年のエッセイ。全6巻。
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後半からちょっとずつ説教くさく…(笑)
全巻楽しく読みました。
時折わが身を振り返り、胸が痛く…頭も痛く(笑)
本を読むということは、客観的な自省が可能になるという点で、とてもいいことです。 -
著者の文藝春秋連載エッセーの第6巻。1996年。とはいえ、連載エッセーは5編のみ。残りはもう少し古い雑誌掲載エッセー。
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シリーズ最終巻にして絶筆となった随想が含まれる。「この国のかたち」というタイトル通り、作者が存命だった90年代までの、この国の根源のようなことが解説されている。冷静さと緻密な描写と圧倒的な取材に基づいた作品、多少突き放した感があって、それがかえって近づきたさを醸し出す。大学時代に講演にお呼びしようとして丁寧なおお断りの手紙をもらったっけ。どこへしまいこんだかなあ。
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「明治の脾弱な国力で、この一戦(日露戦争の日本海海戦)のために国力を越えた大海軍を、もたざるをえなかった。問題は、それほどの規模の海軍を、その後も維持したことである。」
撤退戦略から目を背けない文化がある国だったら、歴史も将来も大きく変わっているだろうに、とつくづく思う。 -
…巨星、堕つ。1996年2月12日、十年間続いた『文藝春秋』の巻頭随筆「この国のかたち」は、筆者の死をもって未完のまま終わることになった。…
電車に乗って「さぁ最後の完だぞ!」と本書を手にとった瞬間に飛び込んできた文字列。裏表紙に記載されていた。とてもショックだった。司馬さんが亡くなられていたのは知っていたが、この本が絶筆になっていたとは…とても悲しくなった。呆然とした。なぜだか…
1996年2月といえばわたしが役人を辞めて一年ほどフラフラして退職金を使い果たしてやっと仕事を始めた頃であった。それから18年。全く何をやっていたのか?ただ、生きてきた。ずいぶん思い悩んだが、まぁそれでよかったのだろう。生命というのは生きることがその本質であろう。まちがいなく生きてきた。
言語についてとても興味深いことが書かれていた。話し言葉と文章の言葉とは違うのである。耳はバカだから。目はそういう訳にはいかない。目は厳しい。しゃべりは適当でもいいが、書いたらそうはいかない。もう少し書けるようになれたらいいな。
Mahalo -
海軍の話。その成立が違っていた。植民地を取得するとかでない。よった、日露戦争勝利後、海軍は行き場を失った。ただ、かいぐんは、省益を優先して、肥大化した。そして、軍縮会議。
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