事故 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1975年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784167106102

感想・レビュー・書評

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  • 中編2作を収録した1冊。昭和なミステリの王道、浮気と世間体をテーマに、ドロドロした人間模様を描く、清張の真骨頂であります。

    1作目の「事故」は、今になってみているからかもしれないが、犯人もわかりやすく、告白風に解説するところは少々ダレる。

    面白いのは2作目「熱い空気」。加害者側の視点から、とある家庭を壊す過程を見ていく。こちらの作品のためだけに買ってもいい。出てくる人が全部悪人という、ハードボイルド真っ青な設定。調べると「家政婦は見た」の原作だったことが、帯に書かれていたらしい。

    まあ、清張は読みやすいよね。

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著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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