昭和史発掘 (10) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1978年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167106409

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  • 1978年刊。「襲撃」「『諸子ノ行動』」の2本。

     遂に二・二六事件の当日録に辿り着く。内容の密度の濃さは言わずもがな。


     なお、公式記録にはまるで出てこない叛乱部隊の「皇居占拠計画」の着手には吃驚・溜息。
     記録に乏しく叙述し難い中、僅かな記録と推理で、その可能性につき信憑性を持たせつつ解読していくのは流石の技。そして叛乱部隊も「玉」を獲ろうとしていたんですな。

     一方、見た目は西郷だが、実は腹芸だけが武器、中身は小心者の山下奉文。自己保身の塊でヌエと著者に称される真崎甚三郎。
     著者の痛罵の様が振るっている。

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著者プロフィール

1909年、福岡県生まれ。92年没。印刷工を経て朝日新聞九州支社広告部に入社。52年、「或る『小倉日記』伝」で芥川賞を受賞。以降、社会派推理、昭和史、古代史など様々な分野で旺盛な作家活動を続ける。代表作に「砂の器」「昭和史発掘」など多数。

「2023年 『内海の輪 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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