悪い奴は友を選ぶ (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1989年9月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167109073

感想・レビュー・書評

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  • 「悪い奴」らの愚かさと純粋さが愛しい、、
    テリー・ホワイトの作品をいくつか読んだが、話の筋やキャラはハッキリ言って似たり寄ったりで、新鮮さはない。
    でも、一旦好きになれば「これだよこれ」という感じで、お決まりの男くさいやりとりや、どいつもこいつも気に入らねえ〜的なボヤキが癖になってしまう、と思う。

    4人を繋ぐ女の登場人物がしたたかすぎてこわい。
    今の時代に、男とか女とか言うと怒られるのかも知れないが、同性にしか見せない弱さとか甘えとか、同性にしか分からない感情とか同性なら言葉なしに分かる感情とか、そういうのが溢れた作品。ある意味恋愛より深いと思ったり。
    刑務所での経験は同性としか共有できないし。

    テリー・ホワイト自身も女性の目線から男達の絆を描くことが本当に好きなんだろうなと思いました。

  • クリスとドワイトの最後のやりとりがすごく悲しいけど綺麗。ブライアンとトレイのコンビはなぜか和みます。
    テリー・ホワイトの作品はカバーデザイン変えて復刻すれば売れると思うんだけどなあ。

  • うーん、うーん。
    生きるってこと、人との関わり、それぞれの感情について、もっとドライな見方はできるのに、この作者の視点はとてもとてもやさしい。
    それだけに、こんなことはきっと世の中にはよくあるはずなのに、せつなくなってしまう。
    人を好きになる気持ち、そしてそれはたいていは、そんなに報われないってこと。
    恋愛だけじゃなく、いつも、そんなもの。責めることはできず、やるせなく、それでも、その気持ちは、確かにあるっていうこと。

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