予知夢 探偵ガリレオシリーズ (文春文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167110086

作品紹介・あらすじ

深夜、16歳の少女の部屋に男が侵入し、気がついた母親が猟銃を発砲した。とりおさえられた男は17年前に少女と結ばれる夢を見たと主張。その証拠は、男が小学4年生の時に書いた作文。果たして偶然か、妄想か……。常識ではありえない事件を、天才科学者・湯川が解明する、大人気連作ミステリー第2弾!

解説・三橋暁

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりの東野圭吾さん!
    懐かしいなあ、ドラマ『ガリレオ』思い出しました
    『予知夢』は全部ドラマ化されたんですね
    ドラマの内容をちゃんと覚えていないので、違う意味で楽しめました
    単なる事件や事故に見えるものも、トリックを科学で解明していく探偵ガリレオこと湯川学の姿は圧巻
    第五章の『予知る』が面白かったです
    また少しずつ東野圭吾作品、読んで行こうと思います

  • ガリレオシリーズの2作目

    オカルト×ミステリという事で、小説ならではの不思議な現象がたくさん起こります。

    個人的には、「夢想る」と「予知る」が好きでした


    毎度、東野圭吾さんには驚かされます

    これからもガリレオシリーズをどんどん読んでいきたいと思います

  • 面白い!あっさりサクッと読み切れる爽快感!ひとつひとつの話しが無駄なく本当によく出来ていて楽しめます。まー正直読んでる途中段階では、私は謎も解けないし科学的トリックも明かされるまで全くわからないので、気になって気になって読み進めるスピードがとても早くなります。それくらい没頭させてくれる完成度の高い短編集だと思います。引き続き、ガリレオシリーズ読み進めていきたいと思います!

  • ガリレオシリーズ第2弾。シリーズをどこまで読んだか覚えていないけど、1作目の再読をきっかけにシリーズ読了を目指して本作を再読。

    1作目と同様に連作短編集になっていて、サクッと読みやすい。TVドラマの影響が強いので、本作を読んでいても、福山雅治や北村一輝が脳内で活躍しているんだけど、湯川のモデルは佐野史郎であると明かされていてビックリ。今さらちょっと想像できない。笑

    1作目と比較して科学的なトリックは少なかったけど、湯川の天才的な論理的思考から真相を解明していくところはやっぱり面白い。

    第五章「予知る」のラスト、あれは予知なんだろうか…

  • シリーズ第二弾。少しオカルトチックな5つの事件の謎解きです。
    相変わらず科学的ロジックはわかったふりが必要でしたが、一作目よりも面白かった。目当ての次作に期待感が上がります。

    段々と湯川助教授の焦るところがみてみたくなってきました。

    そして、第十三研究室名物のインスタントコーヒー。一口いただいてみたいものです。

  • 探偵ガリレオシリーズ第二弾。5つの短編を収録。オカルト的な事件を科学的に解明。短編なので、どうしても話が浅くなってしまうが、サクサク読めるた。

  • ガリレオシリーズ二作目。
    一作目に続いて、図書館で借りて読んでみました。

    ※探偵ガリレオ
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110075#comment

    一作目と比べると、よりオカルト感が増したというか、
    不思議度合いがアップしています。
    それをまぁ見事に天才物理学者が華麗に解決してくれます。
    一作目よりも、驚きの展開が含まれていたりと、
    ストーリーがさらにパワーアップしている感もあります。
    限られた文字数の短編にここまでの話を盛り込めるってのは、
    やっぱりすごいことなんかもしれないです。

    最後の解説を読んでいると、
    東野圭吾さんって、理系出身らしい。
    なので、こんなにマニアックな物理現象を
    ミステリーの中に組み込めるんですね。
    三作目も楽しく読んでみます。

    ※容疑者Xの献身
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4167110121#comment

  • 探偵ガリレオシリーズの第二弾。
    短編5集です。

    相変わらずの湯川と草薙のコンビは抜群に面白い。科学的推理とは裏腹のちゃめっけさ。

    今回はオカルトとミステリーとの融合を科学的に証明していくって感じかな。

  • ガリレオシリーズ2作目読了。

    全五話のうち最初の二話は物理科学要素ないです笑
    ので普通に面白かった。

    「予知る」が一番面白かったかな。
    物理要素もあって、最後にゾクってさせられる。
    オカルト要素も残ってる感じがいいですね。

    ガリレオシリーズのように、世のオカルトな現象が物理学などで論理的に解決されると気持ちがいい。
    オカルトなものがそのままでもそれはそれで興味深いけど。

    どんどん東野圭吾攻め込んでいきたいです!

  • ガリレオシリーズ、2作目。
    短編で読みやすかった。オカルト現象から湯川教授が謎を解き明かしていく。なるほどーと思いながら読んでいったが、最後の『予知る』はちょっと怖かった。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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