レイクサイド (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2006年2月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167110109

みんなの感想まとめ

テーマは、親たちの愛情と隠蔽が交錯するミステリーです。湖畔の別荘で起きた愛人の死を巡り、親たちは子供を守るために真実を隠そうと奮闘しますが、事件は思わぬ方向へ展開していきます。読みやすい文体で、緊張感...

感想・レビュー・書評

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  • 著者、東野圭吾さん(1958~)の作品、ブクログ登録は34冊目。

    本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。

    ---引用開始

    妻は言った。「あたしが殺したのよ」-湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。

    ---引用終了

  • 今まで読んだ東野圭吾作品の中でも上位に入る面白さでした。
    殺人を起こした人物をなぜかみんなで協力し、殺人を隠蔽しようとする。その謎を色々と思案しましたが、結末は自分と考えていた物とは全くの別物でした。
    終わり方もハッピーエンドなのか、それともバッドエンドなのか。曖昧な雰囲気で終わり、読者にその先を委ねる感じも良かったです。

    果たして自分の子どもの事を心から信用する事ができるのか。
    子どもの為に、手を汚す事に躊躇いを抱くのか。

    絶賛子育て中のため、様々な事を思慮させられました。

    • イヌちゃんさん
      ネタバレを含むに変更した方が良いかと思います
      ネタバレを含むに変更した方が良いかと思います
      2024/06/29
  • 30年前くらいの東野圭吾を図書館で借りて読んでみた。やっぱり東野圭吾は読みやすい。あまり読まない部類だが、最新も出ているので、娯楽として近年の作品も読みたくなった。

  • 図書館から借りてきてまだ読み始めていないうちに、先にアマプラで映画を観た。
    その後、本書を読んだ。
    読みやすかったので、一気読み。

    映画も古いからだいぶ俳優さん達が若かったが、図書館のこの本も相当古くて、めちゃくちゃ汚かった。
    映画と原作では色々と違いはあったが、どちらが良かったとか悪かったとか考えるほどのものではなかった。

  • 子供の受験絡みの殺人ミステリーというストーリーに複数の家族が絡み塾講師まで巻き込みの物語さらに浮気まで加わってのきな臭さで読み応えありました。
    まさかの犯人にもビックリの展開も秀逸です、300頁という読み易さもgoodな一冊です。

  • 東野圭吾読み直し47冊目。
    4組の親子の中学受験に焦点をあてた話。
    自分が中学受験をしなかったためか、親になった今でも、中学受験に対する4組の親の取組や考え方は全く同意できなかった。
    読み進めるうちに、犯人を思い出したが、はっきりしとした描写がないため、不完全燃焼で少し不満。
    話はシンプルなので、さくさく読み進めることはできた。

  • 最初は様々な伏線交わるミステリという感じで、話の内容が進んでいく。

    湖に勉強合宿に来た4家族。それぞれがクセのある人々で主人公視点も一癖抱えている人物。

    そんな様々な思いが入り混じる中で起きた殺人。
    結局行き着く先は子どもの純粋無垢な思いだったのだろうか。

  • 序盤に起こった殺人。それに関わる夫婦と子供達の物語。
    殺人を隠蔽しようとする理由。行動。最終的に繋がる真相。
    少しドロドロとした内容でした。
    最終的に意外な終わり方。これもまたありなのかなとも。
    全体的に愛人を殺された主人公?には反感した覚えなかった。
    彼がしっかりした行動を取っていればそもそもこんな事件などなかったのにと。

  • テーマがわからなくなるくらい、二転三転。
    予想外の方向に転がっていくお話に、緊張感を持って最後まで一気読み。
    面白かった。

  • 結末が予想外だった!
    登場人物も割と多めで、こことここはどんな関係?!!って戻りながら読むのも楽しかった。

    東野圭吾の作品の中では好きな方だな。

  • こういう設定、なんだかありそうで本当にあったら怖いなぁ…。

  • おもろい。真相は何なのかがテーマです。

  • 決してつまらない訳じゃないけども、
    著者の他作品と比べるとうーんとなるかなぁ。

    子供が大きくなったらまた読もうかな。
    印象変わるかもしれない

  • TVの2時間サスペンス見ている感覚
    風景は湖とその近くにある別荘
    不正を働いてまで、母親達が身体をはってまで、そして親の弱みにつけ込む教師がいる中学に、自分の子供を入学させたいと思うのだろうか。。。

    誰が犯人なのか?どうして殺しちゃったのか?
    モヤモヤのまま読了

  • 人間の闇の部分が
    存分に味わえる作品だった。
    子供は、単純に良かれと思って
    悪いことにも手を染める...
    実際のところ、大人が(親が)
    どう生きているかが大事なのだろう。

  • 受験戦争の中歪んであつまった3組のグループ。妻が犯した殺人の真祖は??不信感をいだきながら夫が真相にせまる。最後にくつがえった気持ち…殺人はいけないが…

  • 舞台は湖畔の別荘。四組の親子が参加する、名門私立校に向けた中学受験の勉強合宿で起きた殺人事件。

    ネタバレになってしまうが、殺されたのはある一家の主人の愛人。犯人は4組の家庭のうちの子ども。
    誰かは明確にはわからないが、我が子が万が一犯人だとしたら…と言う思いから、我が子を守るために親たちは自分たちの手で事件を隠蔽しようとする─心理描写がない故にドラマのような情景を読み手は思い描くことになるが、各登場人物の心の動きを想像することで、却って人間の本質が浮かび上がる。

    そして名門校に合格するために、親はどんな手を使ってでもと言う思いで行動に出る。裏口入学の実態は、もしかするとこんなものなのかも知れないと思わされる。

    親心は狂気と紙一重なのだろうか。

  • 中学受験をさせる家庭の集いで起きた事件をめぐるストーリー。
    なんだか終わりはあっけなかったけど、途中は色々騙されたり何が真実なのかハラハラもした。
    たかだか中学受験のために本当にこんな事が起きていたら怖い。

  • '22年4月12日、P139まで読んで、中断。

    ちょっと、これ以上は読みたくない、です。
    子供の「お受験サークル」の親達の、訳のわからない連帯感が…AVの「乱交」「スワッピング」等等を僕に連想させ(そんなことを連想する僕が、クズすぎ?)、気分が悪くて、読んでいられませんでした。東野圭吾さんの作品では、中断は初で…ちょっとショック(╥﹏╥)あの、「さまよう刃」でも読了したのに╮(╯_╰)╭

    最後まで読めば、そんなことはないのかもしれませんが…今は、他の作品に行きます。なんだか、辛いなぁ…読了済みの方どなたか、背中を押してください•́ ‿ ,•̀トホホ

    追記…
    確か、映画では、主人公の妻の役、薬師丸ひろ子さんだったような…
    まさか彼女が、「乱交」だの「スワッピング」等にからむ役、やらないよなぁಠ_ಠ
    やはり僕が、狂っている?涙…

  • 主人公と同じ目線で進んでいくから、真相に近づくにつれてハラハラした。

    最初はこの世界に入れてない感じがちょっとだけあったけど、読んでいくと見事にハマって、最後まで一気読みした。

    子供は大人が想像しているより見ているし考えている、に囚われすぎて、子供ならではの気持ちに気付かされた時は私もハッとした。やってしまったことは残酷でも、その思う気持ちは子供の純粋な心で悲しくなっちゃった。

    やっぱり有名な作家なだけあってすごく面白かった。他の作品も読みたい。

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著者プロフィール

1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学電気工学科卒業後、生産技術エンジニアとして会社勤めの傍ら、ミステリーを執筆。1985年『放課後』(講談社文庫)で第31回江戸川乱歩賞を受賞、専業作家に。1999年『秘密』(文春文庫)で第52回日本推理作家協会賞、2006年『容疑者χの献身』(文春文庫)で第134回直木賞、第6回本格ミステリ大賞、2012年『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(角川書店)で第7回中央公論文芸賞、2013年『夢幻花』(PHP研究所)で第26回柴田錬三郎賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞を受賞。

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