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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784167111175
みんなの感想まとめ
忠臣蔵の物語を新たな視点から描いた作品で、吉良上野介の心情に焦点を当てています。従来の赤穂義士の美談とは異なり、敵役としての上野介の立場から物語が進行し、読者は彼の内面に共感を覚えることでしょう。作品...
感想・レビュー・書評
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忠臣蔵も、年々受け取り方が変わって来ている。最近は、史実はどうだった、という視点が強くなっている。昔のようにひたすら赤穂義士びいきの人ばかりではない。吉良上野介に武を持たせる人もいる。この「イヌの仇討」は、1988年9月、紀伊国屋ホールで開演している。井上ひさしは、そのころから上野介の心に思いを馳せていたわけです。
イヌというのは吉良上野介、大石とともにお上に仇討をするのだ。
御隠居さまは、末代まで仇役として憎まれつづけることなりますよ、言われるが、上野介は言う。
「憎たらしい悪役なしにで、いい話は
成り立つまいが。(ずっと遠い未来を見て)それにいつかだれかが上野介の、いまの心を読みとってくれるかもしれぬ。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
忠臣蔵、赤穂浪士の仇討ち美談に比して、敵役となり果てた吉良上野介の側に立つ物語。読むと忠臣蔵の見方が必ず変わる説得力がある。戯曲だけど、読み物として読みやすい。台詞の流れをみると、日本語独特のリズム感が研究し尽くされてるのがよくわかる。
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井上ひさしの作品
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