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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784167112301
感想・レビュー・書評
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風林火山で有名。天下取り間際まで行くが病死。戦国時代で一番強い兵力があると言われた。でも、それだけでは、天下は取れない・・・
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上司のおすすめにて読了。
著者の本は「富士山頂」を読んだことがあったのですが、本作は全く違う歴史小説。どうなのかなと思ったのですが、面白く読ませていただきました。
個人的にあまり歴史小説は読んでこなかったので、どこまでマトモなコメントができるか疑わしいところもありますが、過去の史実を描くにあたって、情報集めを進めることと、それでも余った「余白」をどう料理するかが重要なんだと思います。
著者の味付けによって、登場人物にキャラクター性が与えられて、史実に対しても「こういう事情でこうした」という背景が与えられる。サラッとだけ知っていた歴史上の人物に、ストーリーが加わる歴史小説というものも面白いものだなぁと感じました。
本著の筋、と言うか武田晴信の考え方はとにかくロジカルで明快で、ときにおかしな選択をすると、それは病のせいになるという(笑 そこらへんも含めて明快でした。
しかし、昔の日本の何かあったらすぐ腹を切る文化と、病にめっちゃ振り回される展開というのは何ともなぁと思ってしまいました。現代人の贅沢な物言いですが。。 -
戦国時代を代表する大名武田信玄一代記。風の巻はまだ晴信だった頃のお話。凶悪な信虎を追放、今川家とのダブルスパイ山本勘兵衛登場と始まりから争いが描かれている。当然というか時代小説だと主役以外は悪党か小物に成り下がるのが多いですが本書は割合に穏当な印象。ただ初めは凄い奴扱いされてたのが信玄よりやっぱり格下というパターンが見受けられる。
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1550年あたりの話。当時の名前が長すぎて覚えられず、読み進めるのが困難だ。でも、読み始めてしばらくすると文章に慣れるものである。聞き覚えのある湖衣姫や上杉景虎が出て来た。
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信玄頭いいなぁ
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長い間、積読になっていた、新田次郎の「武田信玄」を読み始めました。
父、信虎を追放し、甲斐の領主となった晴信。愛妾に対する情熱や、甲斐に抵抗する佐久に対する非情な対応など、若き日の信玄の様子が伝わってくる。
歴史小説ですが、きちんと史実を辿ろうとする姿勢が伝わってきます(あとがきにあるように、山本勘助だけは別)。新田次郎の文章は、しっかりと骨太かつ読みやすいですね。 -
そうなのかと思う部分とちょっとここはねと思う部分あり
信玄も神様ではなかったんだ
織田信長も非道 信玄もまた然りだったのは戦国の世の習いと教えてもらった風の巻
次巻 信玄の人間としての成長如何に?
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2020.65
一年に一人したい、ライフジャーニー読書。
今年は武田信玄!(コロナショックなどから四冊中、一冊しか読み終わらず!)
信玄の青年期。
「人は斬れても、人の心は斬れまい」
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のっけから、信玄の葛藤がある。
この本の中に、葛藤していない信玄はひとかけらもいない。
父に苦しみ、正妻に苦しみ、仕事に苦しみ、病に苦しみ、思い上がりから家臣を死なせ……
溺れても仕方のないほどの才を自身で操り切れず、才が大きい分、痛みも大きい。
でも葛藤しながら、自分で運命を引き受けるから、こんなに魅力があるんだな。
自分の思い通りにならない理不尽なことに、ぐずぐず思い悩むのは、もう本当にやめよう、立ち向かわない人間に魅力なんかない。それって気持ちよくない。自分も立ち向かおう、切り拓こう、葛藤はして当たり前。そんなふうに力を分けてもらえる本。 -
(*01)
エロスとタナトスとを備えた戦国考証文学(*02)と言えるだろうか。雑誌への100回にわたる掲載という関係もあってお色気路線への脱線が見え隠れする。これは脱線というだけでなく、タナトスである戦場描写とのバランスとしても読み物に必須であったとことと思う。
(*02)
文学であれば一人称(*03)から三人称で済ませるものが、考証パートとして、甲陽軍鑑ほかの史料の引用や検証が文内でなされ、著者の考察も射し込まれている点に文芸の新しさを感じさせる。
(*03)
この著作に描かれたのは近代人としての信玄とその近代性であった。戦略戦法、経営、愛憎において中世的でない刷新者や先進者としての人物像を描き、病魔と野望の桎梏に喘ぐ人間像を結んでいる。その視角や文体が既に近代である。かつての戦記が描いた英雄像を還元し、必ずしも英雄的でないが様々にとびきり優れた人物と手腕として描ききったところに著者自身(*04)の近代的な史観が投影されている。
(*04)
多くの読者から指摘されるように、川中島、桶狭間、三方が原などの有名な合戦に、気象的な要因を読み込むのはこの著者特有のものであろう。また、情報収集や情報操作、血族による婚姻や人質による戦略的な人事、鉱山経営、攻城における工兵や兵站など、経営規模拡大のための諸々も描かれている点で、近代的な読みにも対応したリアリティも付加している。 -
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全4巻。
武田信玄の魅力が満載です。
家臣たちの描写もすばらしく、生き生きと登場人物が躍動します。
武田信玄の生涯が丁寧に描かれていて、有名な合戦シーンも見事に表現されています。
新田次郎氏の他の山岳小説と同様に、一人の人物を深く深く追っていく新田氏の技に深く感動します。まるで、信玄がそこにいるかのようです。
新田次郎氏の「武田勝頼」を合わせて読むことで、武田家の視点から戦国時代を見通すことができます。 -
甲斐の虎、武田信玄(晴信)の若き日々。父との軋轢に悩み苦しんだ末に、自分を押し潰す父を跳ね除ける晴信の雄飛が清々しい序章。晴信が父を追放する駆け引きは手に汗にぎるほどスリリング。史実を調べ尽くした上で、人間を軸にドラマチックに読ませる新田次郎の小説ならでは。
厳しく育てられた晴信の猛々しさと知性、凛とした佇まいが目に浮かび、主人公の虜になってしまう。読み終わる頃には、これからの晴信の成長と野望をともに歩みたい、とどっぷりハマってしまう面白さ。 -
戦国最強の名将というイメージのある武田信玄、若い時は、苛烈なやり方で、手に入れた土地の人々の反感を買ったりもしていたのだなと意外に思った。何十年も前の作品だけど、面白い。
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2020/11/23
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2020/11/24
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話の展開が少々早い。新田はおそらく、武田信玄が信濃の大部分を制圧してから後、すなわち上杉謙信との戦いから先を重視しているからだろう。
武田信玄といえば政治、軍略いずれも秀でた名将として知られており、実際そうなのであろうが、本巻で描かれている信玄は、確かにその一端は見えるが、短絡的なところも多い。戦に大敗もしている。また、残酷な側面も覗かせている。ただし戦国時代は信玄に限らずこれが普通だったのだろう。 -
再読2020.5.31~
2020.6.26完了
もう何度目か分からないけれどコロナで図書館に行けないので読み返す。
改めて読んでみて、たまに口語体で違和感を覚えるときがあるけれど、酷い訳ではない。読みやすいといえる。
三条夫人の描写が悪いが、こんな人だとしたらけっこう虫酸が走る。これでは義信がかわいそうだ。 -
横山光輝の漫画原作だけど小説の方がさらに面白い。
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武田信玄の事は何も知識なく読み始めたけど
分かりやすい説明と後ろの地図で全体を把握して読めるので、女性向きでもあるかも知れない。
信玄の父親を追放する所から始まって甲信を制圧していく途中で1巻が終了する。
宿老の諫言を聞かず無茶をして無駄死にさせたり徹底的な敗北、裏切りなど勝ち進んできたと思っていたけどそうじゃないんだ色々な経験があって信玄が出来たのだと勇気をもらえる内容。
歴史小説にある人物の多さには挫折するけど、早く内容を知りたいと思える分かりやすい小説。 -
16/2/16読了
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題名の通り「武田信玄」のお話です. かつて大河ドラマの原作にもなってます.
この巻では長尾景虎との戦いが始まる前まで話が進みました.武田信玄が出てくる小説などはいくつも読んでましたが,主人公として扱われているものは私にとっては初めてです.
続刊も楽しみに読み進めていこうと思います.
著者プロフィール
新田次郎の作品
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感想 :

10年以上前ですね!
10年以上前ですね!
レビューしてる!
ホントは、もっと前に読んでると思います。
多分、中学か、高校の時です。
その頃、武士もの読みまくりでした!
レビューしてる!
ホントは、もっと前に読んでると思います。
多分、中学か、高校の時です。
その頃、武士もの読みまくりでした!