冬の雁 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1989年3月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784167125080

みんなの感想まとめ

深い感情と独特の視点が描かれた短編小説が収められており、特に「盆土産」は多くの読者に親しまれています。図書館での偶然の出会いから手に取ったという声や、過去の授業で触れた作品への再訪が印象的です。作品の...

感想・レビュー・書評

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  • 前半は物語多めで、後半は家族の話がちらほらと。盆土産も載っていて、やっぱりえびフライがとても食べたくなった。近日中に料理しようかしら。


    主人公が三浦自身だと思って読めるときはなんだかその時点ですごい安心している。

    ここからはメモ。
    娘と同じ布団で寝る父(花いちもんめ)
    出稼ぎ(盆土産など)
    倅のちゃぼ、鳥を飼ってる話は確か前にも読んで、そのときは人が死んだ家から鳥が逃げ出して隣町に行った。
    不倫、女の情欲(夜道)
    月蝕は娘たちの話。

  •  初めの「花いちもんめ」は、もらい娘と父親の、相姦的愛情が描かれる。
     出身の青森県の方言が行き交う、逞しく生きる人々の物語がある。
     そして現在の、作家と家族の幸せな家庭も描かれる。
     故郷で、脳血栓で倒れ、病院に寝たきりの母親を、何度も見舞うストーリーもある。母親の死の物語は、どこかで読んだ記憶があるが、長い療養中の話は、この本が初めてではないだろうか。
     1族の暗い宿命のストーリーの1つとして「紺の角帯」は、40余年前、兄が失踪する前、恋人に残した一本の角帯を、その女性から贈られるストーリーである。
     エロス、ユーモア、シリアスと、読者をほろりと楽しませてくれる、名短編ばかりである。

  • ぞわぞわくる。何だろう、短篇の中にぎゅっとつまってる、死。

  • えんびふらい。しゃおっ。うまそー。

  • 中学2年生のときに国語の授業で習った「盆土産」が急に読みたくなったので、図書館で借りてきた。

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著者プロフィール

三浦哲郎

一九三一(昭和六)年、青森県八戸市生まれ。早稲田大学文学部仏文科を卒業。在学中より井伏鱒二に師事した。五五年「十五歳の周囲」で新潮同人雑誌賞、六一年「忍ぶ川」で芥川賞、七六年『拳銃と十五の短篇』で野間文芸賞、八三年『少年讃歌』で日本文学大賞、八五年『白夜を旅する人々』で大佛次郎賞、九一年『みちづれ』で伊藤整文学賞を受賞。短篇小説の名手として知られ、優れた短篇作品に贈られる川端康成文学賞を、九〇年に「じねんじょ」、九五年に「みのむし」で二度にわたり受賞。他の著作に『ユタとふしぎな仲間たち』『おろおろ草紙』『三浦哲郎自選全集』(全十三巻)などがある。二〇一〇(平成二十二)年死去。

「2020年 『盆土産と十七の短篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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