ヨーロッパ退屈日記 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1976年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167131036

みんなの感想まとめ

多岐にわたるテーマを独自の視点で綴ったこのエッセイは、著者の洒脱な文体と鋭い感性が光る作品です。映画やファッション、料理、音楽など、さまざまなカルチャーを背景にした見聞録は、読者に深い洞察を与え、心の...

感想・レビュー・書評

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  • ブルジョワボンボンの自慢話あるいはウンチク話。しかし面白いんだなこれが。笑

  • 粋な人!!という印象です。こういった心意気を男性は持って頂きたいと思いました。それにしても相当ハイカラな方ですよね。

  • 春日図書館にて

  • 中三の時に読んでから、その後の人格形成に大きな影響を受けた一冊。
    購入のきっかけは、山口瞳による本の帯「この本を読んでニヤッと笑ったら,あなたは本格派で,しかもちょっと変なヒトです」の惹句。
    俳優としてヨーロッパに滞在した著者による、映画・ファッション・車・料理・音楽・絵画・語学等、多岐にわたるテーマを、独特の視点と洒脱な文体で綴った見聞録&文化論。
    特に第Ⅱ部の「場違い」から「わたくしのコレクション」までの、鋭い感性と深い洞察力には感銘。厳格主義者による「ほんもの」とは何かを教えられます。
    40年前に書かれた本とは思えないほど現在でも色褪せてない、何度読んでも面白いエッセイ。
    それを証明するように、この本が元ネタの作品を多く見て(読んで)ます。

  • 伊丹 十三さん。

    この方が映画でヒットを飛ばしていた頃、自分はまだ子どもだったけれど、すごくわくわくして面白かった記憶があるます。

    そう、自分にとって伊丹十三といえば映画監督というイメージしかありませんでした。

    会社の同僚に借りて初めて伊丹十三さんの文章を読みました。
    映画を創る才能以外にも文章を書く才能もあったのだなぁと思い、更に色々調べてみると何とも多才な方だったのですね。

    ヨーロッパに対する評価で少々鼻についたりもします。
    でも、とても素直に心情を吐露する部分もあります。
    完璧主義で古き良き日本人らしい恥の意識があり、それでそれで、とても正直な人なのだなぁという印象です。

    本とは関係ない話になりますが、昔自分が見た映画は、社会の暗部に深く斬り込むような内容だったのですね。
    社会の暗部をテーマにしたような難しい話を、誰が見ても楽しめる作品にするのはものすごいことだなぁと思います。
    そーいう才能がある人は、暴かれたくないことを抱えている側にいる人からすれば、面倒なやつだなぁと思われてしまったのかもしれないですね。

    他の本も読んでみよう。映画ももう一度見てみよう。

  • 二十数年間読み続けている.

  • 独特の言葉遣い、センスなどがおもしろかった。
    何にも捕らわれずに自由に生きているのかと思いきや、自分の中で細かい「こうであるべき」ということが確立されていて、それが断定されていることにも、好き嫌いはあると思うが、自由なセンスで、おもいもよらない視点で書かれていることも多いので、非常に楽しかった。同じ著者の本をもっと読んでみたいと思った。

  • 座右の書です。

  • 090921(a 091109)
    100506(m 100523)

  • 最近買った1冊。
    レタリングも、イラストも達者で、その上達筆。
    趣味の幅もとてつもなく広い。
    こういう人に僕は弱いのです。

  • 伊丹十三さんはすっかり過去の人となってしまったきらいがありますが、映画監督の面だけでなく、エッセイストとしても非常に評価の高かったかたです。東京オリンピック前後の年にヨーロッパに滞在されたときの経験をあれこれと書かれています。今よりはもっとスノビッシュで、日本人を寄せ付けない、ある意味イヤミなヨーロッパ(笑)。それが伊丹さんの皮肉を含んだ筆運びで描かれます。彼は当時俳優さんで、オーディションを受け続ける日々だったようで、映画のエピソードもちらほらと。「北京の55日」に出演されたときのエピソードも書かれています。伊丹さんのシニカルな部分がそんなに嫌ではなく、面白く読めた記憶が残っている、そんな本です。

  • この語り口。歯切れの良さ。文章が輝いて見えます。

    伊丹十三の文章の綴りかたは、「随筆」を「エッセイ」に変えたと言われています。40年前に出版された本。名作は色褪せません。

    物への関わりかた。執着のしかた。独特の価値観。独特の観察眼。

    自分だけのこだわりを持つということ。
    自分だけのスタイルを確立すること。

    ビバ☆

  • 1960年代(たぶん)のヨーロッパ旅行記。<br>
    イギリス人のような、飄々としてちょっと人を食ったようなユーモアと皮肉のセンスが絶妙。

  • ちょっとキザな本格派。
    伊丹十三。
    間に合わせは許しません。

  • <a href="http://www.super-jp.com/bookpick/words/archive/20050626.html">日記的用語集「大竹伸朗」</a>参照。

  • 決まり事がたくさんある人はカッコイイと思います。

  • 伊丹十三のエッセイは子供の頃からの愛読書です(←間違ってるって)
    私の性格がひねていて、ちょっとシニカルなのは私のせいではなく、彼のせいです。

  • シャレている、とはどういうことなのかを勉強できます。もう40年も前の本なのに。

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著者プロフィール

1933年生まれ。映画監督、俳優、エッセイスト、テレビマン、CM作家、商業デザイナーなど、興味のおもむくままに様々な分野の職業に分け入り、多彩な才能を発揮。翻訳も多数手がけた。1997年没。

「2020年 『ちょこっと、つまみ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

伊丹十三の作品

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