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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784167131135
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みんなの感想まとめ
歴史と人間の複雑な関係を描いたこの作品は、第二次大戦を背景に、アメリカにおける在米日系人の苦悩や人種差別問題に焦点を当てています。詳細な調査に基づいた描写が、フィクションでありながらも深い学びを提供し...
感想・レビュー・書評
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はからずも「永遠の0」に続いて第二次大戦関連の長編。アメリカが抱える問題をかくも詳細に記述してあることに驚きを覚える。在米日系人が開戦でどうなったのか、日本ではほとんど語られていない歴史に焦点をあて、白人社会の根深い人種差別問題を指摘しつつ、何人かの日系人の人生が綴られている。もちろんフィクションだが、その背景は綿密な調査を元に記述されており、「永遠の0」とは違う意味で大いに学ばされた。
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上、中、下巻を通して、その人の育った環境や教育によって人間の行動は大きく変わるのだということを考えさせられた。後半になるにつれて先の展開が気になるようになった。上巻は頑張って読む。
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正義と正義がぶつかる戦争。
人の数だけある正義。
色々な歪みや犠牲者が出るから
怖い物です。
当たり前のことだけれども、
当たり前でないからぶつかり、
傷つくのだろうなぁ。
本当に怖い行いです。 -
180730*読了
戦争の過酷さが身に染みました。
祖国で枕を高くして寝る人々のために自らが犠牲になる。まさしく死にものぐるいで戦う。殺さなければ殺される。気が狂うほどに追い詰められる兵士たち…。
こんなにも酷い戦争がこれ以上起こらないでほしい。
現に今でも内紛や戦争が起きている国があると思うと胸が苦しくなります。
最終的にジローの物語へと帰結していくわけですが、マットとヘンリーの運命も哀しいものがありました。
義父から譲り受けなければ決して読むことがなかった、この小説。恐ろしく辛い戦争の事実をこうして胸に刻ませてもらった、本との縁に感謝します。 -
1ヶ月ぐらいちびちびと読みすすめていたのだが、クライマックスは不覚にも感動してしまった。
同じ主題で読んだことのある山崎豊子の「二つの祖国」と必ず比べられると思うのだが、山崎豊子のほうはぐいぐい読ませるのに対し、「栄光なき凱旋」はつっかえつっかえ読んでしまう印象。重厚感は「栄光なき凱旋」が勝ちかも。でもどちらも面白かった。
ヨーロッパ戦線で活躍した日系部隊がアメリカ史上でもっとも多くの勲章をもらった(つまり死傷者多数)というのは全くの初耳。勉強になった。
でも、たしか「二つの祖国」の中でもヨーロッパ戦線の話はあったような・・・
(主人公の弟がヨーロッパ戦線を戦う)
どちらにしろ比べられてしまうのはしょうがないかなと思った。 -
第二次世界大戦下の日系アメリカ人の苦悩がすさまじい。
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80
日系人はそれぞれの戦場でそれぞれの戦いに挑むこととなる。
そして彼らは戦争という舞台で決して表舞台に立つことの許されない日系人としての立場に苦しみながらも、戦うという意義をみつけ、戦争に巻き込まれていく。
そこにはいつ誰が死神からのキスを受けるかもわからない激烈な戦場があり、死はすぐ足元に転がっているのである。
戦場においてのみ、日系人であろうが、白人であろうが関係なく平等に死と直面する。
日系人という複雑な立場だが、アメリカに忠誠を尽くし戦場に立つ男たち。
何が正義で、何が真実なのか、考えさせられる。 -
もう、これは、読むのがしんどかった。
でも、読むべ気づき作品でした。
ラストに救われる。。 -
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日系人の第二次世界大戦での苦労をこの小説で教えられたような。最後あたたかく迎えられたジローがその人たちのおかげで死ぬことなく第二の人生をスタートすることにしたってところで終わりだけど、最後の最後で泣けた。
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ハワイとロサンゼルスに住んでいた日系アメリカ人が、真珠湾攻撃を機に太平洋戦争に巻き込まれていく。今だからまた愛国心とは何か、国と国とはどうやって結びつくのかを考えさせられた。ジロー、ヘンリー、マットのそれぞれの戦いはその時代を知らない私の心に深く刻まれた。
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[BOOKデータベースより]
日本の敗色が濃くなる中、日系兵と苦闘はつづいていた。ジローとマットは敵地に潜入し、入手した極秘文書を日本軍に取り戻させるという危険な任務に挑み、イタリア戦線に投入されたヘンリーは、すさまじい戦闘に地獄を見る。終戦を迎え、凱旋した彼らを待ち受けていた未来とは―。青春群像大作、堂々の完結。 -
下巻は読むのが辛かったです…。
辛かったけど、臨場感あふれててグイグイ引き込まれて、
あっという間に読んでしまいました。
特にヘンリーの部分は、「もうやめて~」と思うのだけど、
目が離せなくて。
彼がやってしまったことは、私は非難できない。
自分でも、「前線に出なくてよくなるかも」と思ったら、
やってしまうかもしれない。
最後は、悲しいけれども清々しい気分にもなりました。
この本、実は「読み終わったら即座に売りに…」と
読む前は思っていたのですが、読み終わったら売れなくなりましたよ。
同じ日系人兵士のことを描いたドラマが、橋田さんの脚本で
ちょっと前にやっていましたが、私は主人公を演じた人が
あまり好きではないため見なかったので、今後悔しています。
私は戦争は大嫌いだけど、どうしてか戦争を扱った本を
よく読んでしまう。
嫌いだからこそ、二度と起こさないためにも知っておく
べきだと思うから。
この、日系兵の人たちの活躍は、のちの日系の方々にとって、
ちゃんと報われた形になっているのだろうか。
そうであることを心から願います。 -
パールハーバーを境にアメリカに住む日系人の壮絶な生き様が描かれている。
立場が見下され、全て白人に奪われていく中で戦争に参加する事で地位を築いて行き、最前線で生死を分け合って戦っていく。
戦争風景もかなり事細かに表現していて、凄まじく過酷!
ただ、パールハーバーや原爆等下などをもっと詳細に描いて欲しかった。 -
日本の血を引きながらアメリカ人として暮らす日系人の戦争を描いた作品。日本人の日本人たる由縁とは一体何なんだろう。他の国と比べると独特な気がする。描写は濃厚で満足。
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さすが、真保裕一。日系アメリカ人の若者3人の運命が、第二次世界大戦で翻弄される話。重厚な人物描写とストーリーで、泣けました(;_;)
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上に記載の通り
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