- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167131159
感想・レビュー・書評
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18年音信不通だった姉が意識不明との連絡を受けた
小児科医の男が主人公のお話
主人公は知られざる姉の人生を追う
姉は殺人の前科のある男と結婚していたことも
すぐにわかりびっくり
主人公は姉に届いた年賀状をもとに
話を聞き歩き情報を得ていき・・・
徐々にあきらかになる姉の人生そして・・・
楽しめるストーリーでした
楽しめるというか引き込まれるという感じでした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どんな風に進むのか知りたくて途中まで サクサク面白く読んだ。どこへ向かっているのか全然わからずに。
伊吹正典がやっと現れたところから 話が急展開して ビミョーな方向へ。
それにしても こんな結末が待ってたなんて思いもよらなかったなぁ。全く想定外。最も重い読後感。すごい脱力感に襲われた。ある意味すごいイヤミス。 -
途中までかなりおもしろかったのに、あんなエピソード入れてほしくなかった。気分が悪くなった。
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半分近くまでは、引き込まれて読んでいましたが、そこからだんだんと違和感に襲われるようになりました。
読んでいる内容からは、悟郎の考えたような推理には到達できず、伊吹正典や小田切刑事の人物像が、とても強引な設定に思えてなりませんでした。
ただ、何年も離れていた肉親を懸命に追いかける理由は分かった気がします。 -
作者らしく読み応えのあるストーリー
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久しぶりに真保作品を読んだんですが、こんな作風でしたっけ?少々、千賀子の設定に無理がありすぎて、無理から話を作ったように見えます。作中人物らの『正義』や『愛』の歪さに苦笑…(-_-;)。ちょっと違うだろ
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真保裕一『最愛』は不思議なミステリーである。「僕」の姉がこの物語のキーパーソンではあるが、いきなり事件の被害者として登場し生死の淵をさまよっているため、実際には活動しないわけである。「僕」と姉との関係から、過去の姉の行動やその行動原理が明らかになっていき、最後の事故に会う顛末やその理由が明らかになっていく。
ただ、多くの読者が指定するように、「僕」の最後の告白は少々作者よりで、ミステリー好きな読者にとっては、多少ルール違反ともいえるような展開ではあった。
しかし、これをミステリーとしてではなく、「僕」の人生録として読み込んでいくと、あそこで「僕」が語るのはやむを得ないというか、ストーリーとして納得感がある展開であると思う。親を亡くした姉弟がやむを得ず引き裂かれた環境と必然的に至る姉弟愛を事件を、読み解いていく過程で明らかにしていくという手法はチャレンジングだ。
一般的ではない家庭環境が生み出してしまう不幸を小説の形で世に問う真保裕一の熱い想いが垣間見れた。 -
いつになったら面白くなるかと読み進めるも、最後までイマイチ。オチも微妙で読後感悪し。