春の飛行 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1977年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784167133085

みんなの感想まとめ

人間関係や恋愛観を通じて、家族の絆や時代を超えた感情を描いた物語は、心に響く深いメッセージを持っています。深水家の長女滋子、長男寛、次女慧子のそれぞれの生き方が淡々と描かれ、特に昭和32年という背景が...

感想・レビュー・書評

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  • 忘れてしまった

  • 初めて読んだときは高校生
    長女の選ぼうとしている生き方は衝撃的でした

  • 深水家の長女滋子、長男寛、次女慧子を中心に彼らと関わる人々の
    生活を淡々と綴った物語。
    とくに結婚観については 時代が昭和32年、ということもあり
    現在とは全く違うが、恋をする人の心というのは時代が変わっても
    少しも変わらない、という気がした。
    寛は和江さんに世界中の誰よりも深く愛していると言ったけれど
    (だけど結婚はできなかった)
    それって、結局寛の心が狭かったということで、本当の愛情なんかじゃないと、すごく覚めた目でみてしまった。
    ナルシストの寛は、そんな自分に酔っていただけ。
    和江さんも心の奥底では、それに気づいていたんだろう。
    それにひきかえ直樹さんの男らしく、潔いことと言ったら。
    言葉が古臭くて、素敵だった。もう一度読み返したい。

  • 【2006.05.03.Tue】
    深水家の子どもたち、滋子・寛・慧子のそれぞれの生き方を描く。あらすじを見れば、なんていうことのない物語に思うのだが、何か奥深く心に迫るものがあった。書かれたのは昭和32年。およそ50年前である。それなのに、いくつもの共感を覚える。恋愛に対する3人のそれぞれの見解。自分の考えを客観的に見ている思いがした。そして3人が共通して持つ親への愛情。50年経った今、私たちの心は変化しているのか、していないのか。それは一概には言えないが、感ずるものの共通点は見出せるような気がする。個人的にいえば、彼ら3人の生き方を見てすがすがしい、吹っ切れたような気分を味わうことが出来た。

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著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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