ぜったい多数 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (512ページ) / ISBN・EAN: 9784167133221

みんなの感想まとめ

人生の旅を描いたこの作品は、70年代の若者たちの青春とその背後にある複雑な感情を探求しています。主人公の亜紀子は、歌声喫茶での仕事を通じて、親の世代や戦中の生々しい体験を交えながら、時代の変化とともに...

感想・レビュー・書評

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  • The 昭和
    余りにも・・・

  • --------------------------------------
      生涯は旅である。
      そしてこの旅は、永遠の前の一瞬にすぎない
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    ・ぜったい多数の白い金魚
    ・お金を出して文化を買う
    ・男と女の働き方
    ・うまい嘘をつく女//母

  • 【2006.12.01.Fri】
    大学を出て歌声喫茶で働き始めた亜紀子。70年代、”ぜったい多数”の顔を失った若者たちの青春を描く。70年代といえば、親の世代が青春を送っていたころ。戦中時代の生々しい体験話もすぐ聞ける。その一方でどんどんと色を増してゆく東京。単純なのだが、容易に、ひょっとしたら一生解けぬままの「人生とは何か?」という問い。生きている間に持っていた全ての感情が死とともに消えてしまうのに、人は情熱を捨てきれない。死んだ後もその情熱の炎がどこかで灯っていてほしいと願う。いくつもの選択がいくつもの人生をもたらし、いくつもの出会いを運ぶ。思いや決意は様々な形で変化を遂げてゆくが、全てが自分自身であるという誇り。ぜったい多数がぜったい唯一のものであるという自信。正直この本に対して、まだ私の中では答えが出ていない。一生かかりそうな気もしている。

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著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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