渚と澪と舵―わが愛の航海記 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167134082

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  • 信じられないと思う反面、憧れてしまう女性。一度しかない人生、桐島さんのように自分の思うこと、楽しめることを精一杯やりたい。

  • この人の半生は面白い。
    いろいろと逆風や反感を買ったりしたこともあっただろうけど、強く生きる姿に勇気付けられる。自分もいきいきと生きたい。

  • 出産後もさまざまな男性が出たり入ったり。
    複数の男性と夜を過ごしたり。
    そういう意味ではこの人の倫理観て何がなんだかよく分からないなといった印象だけれど、
    常人離れした思考を理解はできずともその強烈な行動力と文章力には惹かれてしまう。
    比喩の表現が本当に豊かだなあと。

    特に好きな表現がこれ。
    「暗黙の理解を腐葉土のように詰め込んだ日本の精神風土の方がずっと肥沃に思われてその柔らかく湿った感触が懐かしくてならないのである。」

  • 色彩豊かな文章。夢のような事実。

    滅多に解説を読まないのだが。

  • 眠れぬ夜に重宝した一冊。

    漫画『オリベ』(南Q太)で、オリベが読んでいたこの本をどうしても読みたくなって、アマゾンにて数十円単位で購入。

    この本を読んでる間は、アメリカにもロシアにもヴェトナムにも行けた。

    本書は実話であり、航海をしながら子ども・両親・知人に宛てた手紙で構成されている。
    こんな手紙よく子どもに書くもんだと呆れる内容も多々あり。
    母としての強さ、時に父としての強さをも兼ね備え、勇敢なことこの上ない。
    が、同時に女であることを存分に謳歌する生き方には言葉がない。
    他人と自分に嘘のつけない魅力のある女性。
    ここまで爽快に生きれるのは立派だし、おもしろい。

    事実は小説を超える。

  • 桐島洋子、青春の武勇伝。
    人生を愛してやまない彼女の
    ゆるぎない信念、大胆な行動力。
    若さゆえの未熟さ、愚かささえまぶしい。

  • トランクひとつで人生を航海したい。
    道を踏み外しっぱなしでもいいのです。
    汝よ、誇り高く生きよ。

  • 桐島かれんのお母さんはどういう人なんだろうと思って読んだのですが、何というか…スゴイ人だと。1歳の娘を日本に置いて、臨月の身体で世界一周の船旅に出るって、ええっ!という感じでした。しかも船上で次女出産なんてすご過ぎる。でも正直あまり感心できないし、共感もできませんでした。産みっぱなしで育ててないんじゃ偉そうな事は言えないじゃんと皮肉を言いたくなります。

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著者プロフィール

桐島洋子(きりしま・ようこ)
1937年東京生まれ。文藝春秋に9年間勤務の後、フリーのジャーナリストとして海外各地を放浪。70年に処女作『渚と澪と舵』で作家デビュー。72年『淋しいアメリカ人』で第3回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。以来メディアの第一線で活躍するいっぽうで独身のまま3人の子どもを育てる。娘のかれん、ノエル、息子のローランドはそれぞれのジャンルで活躍中。孫7人。50代から林住期(人生の収穫の秋)を宣言してカナダのバンクーバーに家を持ち、1年の3分の1はバンクーバーでの暮らしを楽しんでいる。また70代からは自宅で私塾の森羅塾を主宰している。80代になり、日本に落ち着く。
『わたしが家族について語るなら』(ポプラ社)、『聡明な女は料理がうまい』(アノニマ・スタジオ)、『人生はまだ旅の途中』(大和書房)『ほんとうに70代は面白い』(海竜社)など著書多数。

「2020年 『聡明な女は愉しく老いる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

桐島洋子の作品

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