かぶき大名 歴史小説傑作集 (2) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2003年2月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784167135416

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  • 痛快・奇抜な男達の生き様を描いた短編集。
    徳川家に仕えた豪傑、水野勝成。彼が徳川家を離れ、諸国を渡り歩き最終的に三河の大名になるまでの波瀾万丈の生涯を描いた「かぶき大名」はじめ、「男はかくあるべし」という著者の思いがこめられた短編集。
    どの男も頑固で一本気。相手が誰であれ常に堂々としている。
    有名な人物はほぼ居ないが、史料に埋もれている歴史上あまり名が残らないような人物を現代に甦らせる事に関しては海音寺に並ぶ者はいないだろう。

  • まあまあ。戦国時代に居た常識はずれで勇敢な男たちの短編集。平時ではとっても非常識だけれども、独特のポリシーで戦う。面白いは面白いが、まあ面白い程度。

  • かぶき大名、日もすがら大名、乞食大名、阿呆豪傑、戦国兄弟、酒と女と槍と、小次郎と武蔵の間、男一代の記の計九編の短編集。表題のかぶき大名を中心に、どれも戦国~江戸時代初期にかけての話になっています。個人的に好きだったのは「かぶき大名」の勝成出奔時代の場面。

  • 徳川旗下の武将・水野忠重の嫡男勝成は、十六歳の時遠州高天神城での初陣で手柄を立てた豪勇の士であったが、ささいなことで人を斬り出奔。豊臣秀吉、佐々成政、黒田長政に仕えた後、関ヶ原の合戦前に徳川家に帰参する。その男の意地を貫き通した爽快な一生を描いた表題作の他、珠玉の短篇9本を収録。

    2009.9.12読了

  • 戦国時代は、その時代背景から多くの豪快で剛勇な者を輩出しているが、その中でも極めて豪快、剛勇、大義を重んじた武士たちをつづった短編集です。どの短編も著者の味付けによって、鮮烈な物語に仕上がっています。

    2007.2.13読了

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著者プロフィール

(かいおんじ・ちょうごろう)1901~1977。鹿児島県生まれ。國學院大學卒業後に中学校教諭となるが、1929年に「サンデー毎日」の懸賞小説に応募した「うたかた草紙」が入選、1932年にも「風雲」が入選したことで専業作家となる。1936年「天正女合戦」と「武道伝来記」で直木賞を受賞。戦後は『海と風と虹と』、『天と地と』といった歴史小説と並行して、丹念な史料調査で歴史の真実に迫る史伝の復権にも力を入れ、連作集『武将列伝』、『列藩騒動録』などを発表している。晩年は郷土の英雄の生涯をまとめる大長編史伝『西郷隆盛』に取り組むが、その死で未完となった。

「2021年 『小説集 北条義時』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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