いま、そこにある危機 下 (文春文庫 ク 2-10)

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  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167136116

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  • 送り込んだ若者たちを上層部は保身のために見捨てる中、名もなき戦士達を利害関係関係なく救出しようとするライアンとクラーク。

    戦士たちがアメリカ人でアメリカが彼らを送り込んだからという理由でライアンとクラークは救出作戦を展開する。

    武器やヘリコプターの詳細すぎる説明、更に詳細な戦闘シーンはトムクランシーの真骨頂。

    戦士達を救出する際のライアンが死にゆく戦士への約束に涙。この約束は後々のシリーズで重要なエピソードにつながる。

    潜水艦、ヘリコプター、接近戦での戦闘、知能戦、共感できるメッセージ。
    トムクランシーワールド全開。

  • ジャック・ライアンの人気小説シリーズを 1994年映画化。
    このときのジャックは、CIA情報担当副長官

    いま、そこにある危機(Clear and Present Danger, 1989)

    コロンビアの麻薬組織壊滅のために送り込まれたアメリカ部隊が政治的思惑で見捨てられる。
    彼らの救出に奔走するライアン。
    1994年に『今そこにある危機』として映画化。 ハリソンフォード主演


    『ジャック・ライアン・シリーズ』

    著者 :
     ・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC 〜 トム・クランシー - Wikipedia
     トーマス・レオ・クランシー・ジュニア(Thomas Leo Clancy, Jr., 1947年4月12日 - 2013年10月1日)は、アメリカの小説家。
    軍事や諜報活動を扱うテクノスリラー小説を数多く執筆し、また自身の名を冠したテレビゲームの監修も務めた。

  • 後半では、この作戦が策謀であることが明確になる。CIAの情報担当副長官に昇進したJ.ライアンはこの作戦の全貌を突き止め自ら収拾に乗り出し、南米の密林に取り残された軽歩兵の救出と舞台は急展開します。
    ライアンは分析官出身なのにこのような現場がついてまわります。しかも、No.2のポジションまでに上り詰めて・・・

    クラークやシャベスと言ったシリーズを固める脇役がシリーズに登場します。

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著者プロフィール

Tom Clancy
トム・クランシー
1947年メリーランド州ボルチモア生まれ。1984年『レッド・オクトーバーを追え!』が大ベストセラーとなり、流行作家の仲間入りを果たす。同作の主人公ジャック・ライアンが活躍するシリーズのほか、『オプ・センター』シリーズや『ネットフォース』シリーズ(いずれも共著)など、数々のヒット作を生み、ゲーム制作にも乗り出した。2013年死去。

〈トム・クランシーのオプ・センター〉
謀略の砂塵(上・下)
北朝鮮急襲(上・下)
復讐の大地(上・下)
暗黒地帯(ルビ:ダーク・ゾーン)(上・下)
黙約の凍土(上・下)
ブラック・ワスプ出動指令(上・下)

「2022年 『ブラック・ワスプ出動指令(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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