極北が呼ぶ (上) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1996年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784167136178

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  • 我々は、イヌイットは知っているがチュクチやエヴェンキと言った少数民族をよく知っているとは言えない。本書は極北ロシアに存在する極秘研究施設の秘密を盗み出すように当該研究施設の所長から依頼を受けたカナダインディアンのポーターは、CIAのサポートを受け、極秘研究施設への潜入を試みる。ちょっとプロットがバタバタしているのが残念。

  • ロシアの辺境の怪しい研究所で謎の爆発が起こり、それを調査する為に風変りな経歴をもつ科学者が抜擢され、果敢に乗り込んでいく……というストーリー。「怪しい研究所」という辺りでバイオハザード的な展開を期待して読んだのですが、実際は研究所の方にあまり重点は置かれず、ロシアの辺境に潜入することの難しさや特殊さを切々と描いています。かなり地味に。しかしリアイリティを持って。007みたいに女性といちゃいちゃしてるだけでは無理なのね。という訳で期待とは違いましたが、貴重な資料にはなりそうなので高評価に。

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