- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167138240
感想・レビュー・書評
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著者が読んだ本や経験したことをもとに、ああでもないこうでもないと蘊蓄を傾けながら論じる。あっちこっち脱線しまくりだし、あやふやなことがあると本や資料を探そうとするが、適当なところで打ち切って「多分こうでせう」とするところなんかとっても気楽さを感じていい。高尚のようでいて卑近だし、エロい話題も著者は大好き。楽しいひと時を過ごせる。
歴史の書き方・強盗の十則・ネクタイとバッジ・投石的人間・歴史の研究・バンドネオン・中庸その他について・首狩り族の唄・目黒三田論・出版社の社史・デズモンドとラナーナと赤ん坊・明治維新と商品・日本で最も好ましくない医者・陰謀理論のこと・スッポン論詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
尊敬する丸谷才一。
「尊敬なのに呼び捨て?!」
知識と教養と博識と賞嘆する言葉は全部!
それでいて
適当にユーモア、諧謔、
笑える。だから難しくても読めるかな。
昔読んでて、最近は久しぶりの丸谷才一。
長いよー「レビュー」
でてくる人がすごい。、森鴎外、斎藤茂吉、与謝野鉄幹、高須梅渓、鳳昌子、井上ひさし、吉行淳之介、囃子節雄、エドマクベイン、グレアムグリーン
ヘミングウェイ、マークトェイン、渡辺恒雄、夏目漱石、まだまだ〜
いろいろ知らないことを教わる。
歴史の書き方、 鉄幹のはなし最高、そうだったのか!
強盗の十則
ネクタイとバッジーなるほど
そういう意味か〜 確かに保守だよね
蘊蓄すごっ
それぞれの項目が面白くて
中庸その他について
あまり自分が中庸とか
おもったことないなあ。
出版社の社史ーとか興味なしだったけど
読むと面白い
目黒三田論
目黒の三田、知ってる?
さんま坂?これもグッド。
坂が好きなんだって「同じ」
ソニーの会社の名前
そうだったのだ。
この話は速攻、人に話したい。しったかぶりして!
なーんも知らないなぁ
だから丸谷才一氏ー尊敬致します。
この程度しか〜かけません。
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いつものことながら本を読みたくなるエッセイ集。「マン・ウォッチング」気になるなあ。
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いつもの通り旧かなづかひが心地よい。
中で紹介されてたマンウォッチングという本が気になる。 -
エッセイで片付けられない含蓄ある本。この人の話は本に対する愛情をかんじる。
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読ませる文章とはこういうことか。流石上手い。テーマも、ハッとさせられること多々。