中京財界史 創意に生きる (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1994年7月8日発売)
3.50
  • (2)
  • (4)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 55
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167139193

作品紹介・あらすじ

幕末、明治、大正、昭和の実業界で、経済発展の起動力となって活躍し、“創意”に充ちた中京経済人の事蹟を豊富な資料で描く。著者の創作の原点にあたる幻の処女作の文庫化。

みんなの感想まとめ

経済発展の起動力となった中京地区の実業界を、幕末から昭和にかけての豊富な資料をもとに描いた作品で、読者にとって新たな視点を提供します。名古屋の名だたる企業の草創期や激烈な競争の様子が鮮やかに描かれ、特...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者が城山三郎ではないと文庫にならなかつた題材だらう
    興味深くそして面白かつた

  • 中京地区の経済界について、幕末から昭和7年までを概観した作品。
    中京地区の名だたる企業の草創期から、激烈な競争を経て徐々に発展していく姿が良く分かる。電力会社やガス会社、鉄道会社が新規顧客の獲得にしのぎを削る姿は、現在ではなかなか想像しにくい。どのような企業にも活き活きとした青春のような時代があったんだなと思う。
    トヨタ自動車も取り上げられているが、同社が今も堅実な会社であり続けるのは、創業者が資本家から裏切られ非常に苦労して会社を作り上げていったからだということが良く分かる。
    城山三郎の簡潔な文体ながらも、登場人物の個性あふれる描き方に、中京財界史という馴染みない世界を身近に感じることができた。愛知県出身の人なら、もっと面白く読めるのかもしれません。

  • 明治~大正にかけての名古屋財界人について書かれた本
    昔の人はなんて独創的で面白い人が多かったのか(豊田佐吉、鈴木政吉、伊藤次郎左衛門など)

全3件中 1 - 3件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

1927年、名古屋市生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。57年『輸出』で文學界新人賞、59年『総会屋錦城』で直木賞を受賞。日本における経済小説の先駆者といわれる。『落日燃ゆ』『官僚たちの夏』『小説日本銀行』など著書多数。2007年永眠。

「2021年 『辛酸 田中正造と足尾鉱毒事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

城山三郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×