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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167139223
感想・レビュー・書評
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長らく茅ヶ崎に居を構えて作品を生み出した城山三郎の湘南にまつわるエッセイ集.1989年発行なので多少古いが,この界隈の雰囲気を描き出している.気楽に読めてお薦め.
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城山三郎の人生観が住まいの湘南を中心に語られます。
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我が地元、湘南茅ヶ崎のお話。
エッセイ。
戦前、戦中、戦後から昭和初期。
南湖院やら湘南電車やら。
今の私達には、小学生の頃に歴史の授業で聞きかじった程度。
しかし、当時の街並みも未だに残っている所も散見され、何だか感慨深い。
太陽の郷なんかも、当時使っていた通学路の脇に鎮座していたし。
こうして、郷里の歴史に思いを馳せるってのは悪くないね。
こういうことが、楽しいと感じられるってことは、少し大人になったのだろうか。笑
今も昔も、湘南の郷土愛ってのは変わらないんだなー、と。 -
11018
02/12
『光る海 ひねもすのたりのたりかな』
先月はじめ、ぽかぽか陽気の日に湘南方面へドライブ。吾妻山という山へ登り、一面に咲いた水仙や菜の花を見てまいりました。
ふもとの二宮という町ものんびりとした感じで、トシとったらこんなとこで暮らすのもいいかもなーと思ったりしました。
大企業を舞台にした経済小説で知られる城山三郎氏も、生前この湘南に住んでいたとのこと。その地名をタイトルにした『湘南―海光る窓』(文春文庫)は氏がみずからの暮らしぶりを語ったプライベートな色合いの濃いエッセイ集です。
精力的に執筆を続けながらも、庭先の花や木、小動物に心を寄せるライフスタイル、陽光を浴びて海岸沿いを走る湘南電車や、乗り合わせた土地の人々の描写にも愛情がこもり、この地に惚れこんで移り住んだ城山氏の思い入れがあふれています。
氏の仕事場はマンションの高い階にあり、日の光に輝く海が一日中見えていたそうだ。順調に執筆が進んだ一日の終わり、このビジネス小説の大家は、夕陽に金色に染まる海を窓から見降ろしながら「今日も黄金の一日だった」と充実感を味わっていたという。
吾妻山の頂上から見る海も小春日和の陽ざしに輝いていました。城山氏の見た海もこんな感じだったのだろうかと、仕事に生きる男たちを描き続けた作家の日常を思い描きました。
会社勤めをリタイアしたサラリーマン、第二の人生は「毎日が日曜日」などと言われたりしますが、城山氏のように充実感に満ちた「黄金の日々」を過ごしていただきたいもんです。
(本のある時間)
http://www.timewithbooks.com/volunteer_blog/blog/member/004/000001701.html -
【LIBRARY222所蔵】【販売可能】
200y -
「海の見える家に住みたい」長年の夢をかなえて、湘南海岸の茅ヶ崎に移り住んで40年。「月洋亭」と名づけた仕事部屋からは左手に三浦海岸、右手に伊豆半島、その間の帯状の空間に雄大な太平洋が広がっている。海をこよなく愛する著者が、四季折々の湘南と日毎に変わる「光る海」を愛情をこめて爽やかに描くエッセイ。
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