湘南: 海光る窓 (文春文庫 し 2-22)

著者 :
  • 文藝春秋
2.91
  • (0)
  • (3)
  • (5)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 36
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167139223

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 城山三郎の人生観が住まいの湘南を中心に語られます。

  • 我が地元、湘南茅ヶ崎のお話。
    エッセイ。
    戦前、戦中、戦後から昭和初期。

    南湖院やら湘南電車やら。
    今の私達には、小学生の頃に歴史の授業で聞きかじった程度。

    しかし、当時の街並みも未だに残っている所も散見され、何だか感慨深い。
    太陽の郷なんかも、当時使っていた通学路の脇に鎮座していたし。

    こうして、郷里の歴史に思いを馳せるってのは悪くないね。
    こういうことが、楽しいと感じられるってことは、少し大人になったのだろうか。笑

    今も昔も、湘南の郷土愛ってのは変わらないんだなー、と。

著者プロフィール

1927年、名古屋市生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。57年『輸出』で文學界新人賞、59年『総会屋錦城』で直木賞を受賞。日本における経済小説の先駆者といわれる。『落日燃ゆ』『官僚たちの夏』『小説日本銀行』など著書多数。2007年永眠。

「2021年 『辛酸 田中正造と足尾鉱毒事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

城山三郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×