失われた志 対談集 (文春文庫 し-2-24)

  • 文藝春秋 (2000年8月4日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167139247

感想・レビュー・書評

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  • 口語なので読みやすいんですが、背筋がピンと伸びる一冊です。
    印象に残ったのは、小説家の吉村昭氏と、戦争と戦後の日本人を語る対談。
    あの戦争は軍部がやったのであって国民は騙された、という通説めいた話を、「嘘ですよ。責任転嫁です。庶民が一所懸命やったんです。それを認めないと戦争の怖さは分からない」と明確に否定する姿勢には、厳しい時代を生き抜いた教養人ならではの重みがあります。
    また、編集者の飯塚昭男氏との対談では、経営者の哲学やたしなみなどを通して、人としてのあるべき姿、そしてまっとうに生きることの大切さが説かれており、この二つの章が特に深く印象に残りました。
    激動の昭和を生き抜いた先人の言葉は胸に刺さる。
    本書からは、日本人としての気概の大切さを強く感じ取ることができました。

  • 05/27

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著者プロフィール

1927年、名古屋市生まれ。海軍特別幹部練習生として終戦を迎える。57年『輸出』で文學界新人賞、59年『総会屋錦城』で直木賞を受賞。日本における経済小説の先駆者といわれる。『落日燃ゆ』『官僚たちの夏』『小説日本銀行』など著書多数。2007年永眠。

「2021年 『辛酸 田中正造と足尾鉱毒事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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