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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167141646
みんなの感想まとめ
生きることの意味や、各人の生きざまが深く描かれた作品です。3編の中短編は、それぞれ異なる時代背景を持ちながらも、共通して人間の苦悩や矜持を問いかけます。忠誠を示すことを禁じられた武士や、娘を身売りした...
感想・レビュー・書評
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第127回直木賞受賞作品
3編の中短編の中にそれぞれの生き方が感じられます。
■生きる
逝去した藩主への忠誠を示す「追腹」を禁じられた男。
周りからの冷たい視線、そして嫌がらせ。
死にたかったのに死ぬことを禁じられた武士の生きざま。
最後のシーンに熱いものがこみ上げます。
■安穏河原
娘を身売りしてしまう武士。
落ちぶれながらも、最後は武士としての生きざまを見せてくれます。そして、その娘が持ち続けた武家の矜持。
このような生き方を貫くことができるのかと思います。
■早梅記
家柄の問題から下働きの女と結婚が叶わなかった男。
出世して、人生を振り返った時に出会った親子。
これはこの女性の生き方を感じられる物語
どの作品も、生きるということ、どう生きたか・生きてきたかということが問われている物語でした。
とってもお勧め。 -
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kotonamiさん、こんばんは♪
本棚、この本の前の、乙川優三郎『屋烏』と、
この本でお書きになられた内容が同じようですよ
お手すき...kotonamiさん、こんばんは♪
本棚、この本の前の、乙川優三郎『屋烏』と、
この本でお書きになられた内容が同じようですよ
お手すきのときに、みてください
2026/03/01 -
ありがとうございます。同じ内容が並んでいました(-_-;)
早速直しましたが、これからも気を付けます。ありがとうございます。同じ内容が並んでいました(-_-;)
早速直しましたが、これからも気を付けます。2026/03/02 -
よかったです!
わたしの本棚とこちら、
2回お知らせいただいて恐縮です
わたしは、プッシュ通知の設定で、
「コメントされた時」と...よかったです!
わたしの本棚とこちら、
2回お知らせいただいて恐縮です
わたしは、プッシュ通知の設定で、
「コメントされた時」と
「コメントした感想にコメントがあった時」の
両方ONにしています
コメントのつながりが分かりやすいので
コメントの後につないでいただいて結構ですよ
またコメントしてくださいね(^.^)2026/03/02
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時代物はあまり読まないが、人が生まれ死んでいくまでの様々な人生の苦難には時代に関係なく通ずるものがあり、人はどう生きるべきかを時代を超えて考えずにはいられない秀作です。
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素晴らしかった。時代小説はあんまり読まない人間なんだけど、理由は二つあってまず語彙が重い。
特有の言い回しや用語が多くて毎回そこで読み進むのがストップしてしまう。
もう一つはそれと同じで場所が想像できない。現代でも東京のどこどことか言われて???ってなるくらい。
風景描写とともに固有名詞出てくると頭こんがらがっちゃうんだよね。え?今どこの話しているの? てか今君たちどこで会話してるん?
みたいに。
ただ、それをすべて差し置いても、ページめくる手止まらんかった。これはすごい。
語彙はたしかに重いけれども、それこそが登場人物の繊細な心情描写を可能にしていると思う。作者のその時代の人々の心を現代の人に正確に伝える翻訳能力に脱帽。
すべての短編が良かったけれど、表題作の最後は涙流してしまった。小説読んで涙流すこと本当にないんだけどね。たぶん記憶にあるのは『羊を巡る冒険』ぐらい。
あとどの短編もヒロイン、というか女性の生き抜く様が堂々としていたのが印象的。
これを機に時代小説もっと読んでいこうと思った。
時代小説でしか描けない話もあるというのは納得。 -
江戸時代には逝去した主人への忠誠を示す「追腹」という制度があった。死んだ主人の後を追って、切腹することだ。武士道からすれば、「忠」を示す究極の行動。しかし、一方では優れた人材を失うという社会的損失が大きい。藩にとっては廃止したい制度であるが、一度根付いた制度だけに追腹すべき人間が、それをしなければ周囲から恩知らずと蔑まれる。
そんな追腹を家老から禁じられ、周囲から冷たい視線を受ける主人公の武士。
露骨な嫌がらせや家族の死。それらを乗り越え、彼は生き、老いてゆく。「死」よりもつらい「生」を選んだ主人公は苦悩しながらも、自ら道を切り開く。失意から立ち上がろうとする人間の強さ、家族や隣人の絆に感動する。 -
読むのに少し疲れました。
3つの短編から構成される時代小説です。
全てかなり辛い話、死も出てくる話です。
男が主人公ですが、女性も描かれます。二つ目、三つ目は女性も主人公です。
いずれも、最後には救いがあり、なんとか読み切れました。
人生は苦しいが、一抹の救いがあるとも取れます。ただし、真摯に生きることが必要です。 -
3話からなる中編集。やはり乙川先生…いい話でしたー。全部好きですがあえて選ぶなら2話目の『安穏河原』が一番です。…プライドというより誇りですかね…武家の女性の気高さと心の美しさに心打たれました。市井もいいけど武家もいいです。流石直木賞受賞作品
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第127回直木賞受賞作『生きる』、
『安穏河原』『早梅記』。
『生きる』。
3作品とも、ややぬめり感がある。
このままどうするねん・・・と思いきや、
季節の巡りのように、春を呼び込んで
特に『生きる』のラストは、
読者をも救っているように思う。 -
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上町63のマスターからご紹介いただいた本。本当に良かった(^-^) 「生きる」「安穏河原」「早梅記」
付箋
・厳格だが安穏な世界に生まれた女が苦界へ身を落としながらも少しも狂わないのは、心の中に元の世界を持ち続けているからだろう。
・心の中に存在する人間の値打ち 零落し、堕ちるところまで堕ちても失わないもの。
・大切なのは自分を持つことで、生まれた家や世の中を恨んでもはじまらない。
・人と人が本当に大切なものを分かち合えるなら、娘が他人でもかまわない。素平も双枝も他人だったが、未だに心に住んでいるではないか。
・「ときとともに忘れられることもあります」「しょうぶは強いな」「いいえ、変われないだけです」 -
江戸時代の名もない武士が、生きるということの意味を問い続けて歳月を重ね、いろいろあったとしても最後は変わらないものがある。。というパターンの中編3つ。どれも愛おしく丁寧な読み心地。
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やっぱり雰囲気は藤沢周平ですね。
でも、出来は今一かな。乙川さんの平均点は非常に高いのですが。
そうは思っても、特に欠点など見当たりません。ただ、何故か物語の中に引き込まれなかったと言う印象があるだけです。
ひょっとしたら、この手の本は夏休みなどに読むものではないのかもしれません。暑さに茹だりながら読むよりも、秋の夜長にじっくり読むべき本だったのかも・・・。
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題名にある通り、どう生きるのかということを
テーマにした3作の中編集。
どう生きるべきかというテーマに向き合った作品で
心に響くものが多い作品だった。 -
正直に生きても報われないこともある。生きることはなかなか難しい。とても現実的なお話。
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【葛藤。】
世間様にまだ馴染まぬ、
追腹禁止令を守ったが故の苦悩。
暖かさはあまり感じられず、
淡々と、深々と積もる想いが
人の人生をつくる様を垣間見ました。 -
どこかのテレビ番組で「愛」と「お金」とどちらが大切かなどとやり合っていたが、凛とした生き方をしながらも世の流れに逆らうこともできずにどんどん生活が苦しくなって、それでも凛とした生き方を通すなんて、実際にはできないけど憧れる気持ちが自分の中に存在することに驚きを感じた。
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恩顧のあった主君の死に殉じ「追腹」するはずが藩命により禁じられる男の話だが、特定の時代の特殊な話ではないなと感じた。現代でも凶悪事件を起こした犯人の家族は、この主人公の男と同じく、「あれだけの大恩を受けながら(あれだけの事件を起こして)のうのうと生きていくつもりか」という周囲の白眼視を浴びながら、身内内での不和や離散を経験する人たちはいる。主人公は最初、自身の身の処し方だけの問題だと思ったに違いないが、案に反して周りの家族が次々と彼の下を去り、うろたえ、落胆し、いつしか眼だけが自身の生を主張しはじめる。
ラストの2つのサプライズはなくてもいいかな。むしろ暗示だけにとどめ、その前の再度出仕を始めると決心したところで終わってくれれば、その後の展開は読者の想像で充分楽しめたのに。 -
現代日本では、すでに追従自殺が強いられることもないし、餓死寸前の空腹を感じることもない。あったら犯罪。理不尽であっても、自分の力では抗えないこともあの時代は多かった。武士として主家があるために、動きが不自由な男と、その男に仕える女。3篇のお話では、男よりも翻弄された人生を送らざるを得ない女が生き生きと描かれる。彼女達の生活は俗に言う「幸せ」ではないかもしれないが、なんて強い生き方で、他人任せでなく、己が選んだものなんだろう。ここに同じ女性として教訓があると思った。男はここでは、ある意味気の毒な存在だ。
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著者プロフィール
乙川優三郎の作品
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感想 :

有難うございます。
有難うございます。
是非読んでみてください
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