おれの足音 下 大石内蔵助 (文春文庫 い-4-8)

  • 文藝春秋 (1977年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167142087

みんなの感想まとめ

大石内蔵助の少年時代から吉良邸討ち入りに至るまでの半生を描いた本作は、時代背景や季節感、日常の食文化まで詳細に表現されています。著者の独自の視点から描かれる内蔵助の生涯は、従来のイメージを覆す新鮮さが...

感想・レビュー・書評

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  • 010740660 F/イケナ/2

  • 吉良邸討ち入りまでの、大石内蔵助の少年時代からの半生。
    池波正太郎らしく、時代背景や季節感、食べ物まで詳細に描かれている。
    ドラマなどでは出会えない、生々しい大石内蔵助の生活が新鮮。
    今までの印象をガラッと変えてしまうかもしれない一冊。垣間見える著者の人生観も考えさせられる。

  • 読み進めるにつけ。
    大石内蔵助の顔ぼうは、白鴎か先々代の松緑に思えてならぬ。
    いま映像化するとしたら、やはり勘三郎が適当であろう。

    ひたひたと、仇討ちへ向かう最後の数日間は胸に迫るものがある。

  • これほど有名な話が、こんなにも違った視点で読むことができるとは思いませんでした。
    討ち入りの直前に出てくる、
    「さいわいに人という生きものは、日常の暮らしにおいて、すべてを忘れる術を心得ている」の下りは、これが内蔵助の行動の理由か、と合点がいくものであり、自分にも当てはまるテーマであることに気づきました。

  • 95年14刷本

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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