鬼平犯科帳 7 (文春文庫 い-4-19)

  • 文藝春秋 (1980年1月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784167142193

みんなの感想まとめ

物語は、昔ながらの本格的な盗賊と現代的な急ぎ足の盗賊との対立を描き、緊張感のあるストーリー展開が魅力です。特に「はさみ撃ち」や「寒月六間堀」、「盗賊婚礼」などのエピソードは、読者を引き込む面白さに満ち...

感想・レビュー・書評

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  • 最後の中島梓さんの解説を読んで、ハタと思い当たったことがある。僕は、昔、「渡る世間は鬼ばかり」を見ていて、どうも、何かイライラしていたのは、そのセリフが、やたらと説明的だったからだと。「良い文章は、簡潔である」とは、言い当て妙である。文章が簡潔であることは、作者の力量の高さ、であると共に、読者の想像力を信頼するからこそ、成し得ることなのだろう。

  • はさみ撃ち、寒月六間堀、盗賊婚礼が好きです。
    特にはさみ撃ちなんて、おもしろすぎるでしょ!

    巻が進むたびに、このお店の人は盗賊なのでは?という勘が鋭くなっている自分に、かなり鬼平にはまってるなぁと思った七冊目でした。

  • 本格の盗めをする昔ながらの盗賊と、急ぎばたらきをする最近の盗賊の対決?の話が多いような。

    しかし、本格派の盗めの準備の話はなかなか面白い。

  • 面白くて一気読みしてしまいます。

  • 昨日の6巻に引き続き、巻末の解説より抜粋。今回は中島梓氏による池波正太郎氏の文章についての話。「こんな豊かな、味わいふかい簡潔は、そうめったにあるものではない。簡潔がよいとはいうが、それは、ただ簡にして潔ならよいというものではないのだ。その奥に無限のひろがり、蓄積、池波正太郎という一人の人間の、経てきたすべての歴史や感じかた、ものの見かた、それらを全部とかしこみ、漉し去った、その上の簡潔、その上の清澄だからこそ、それは私たちにとて、ただの白く熱いだけの湯豆腐とみえるものが、敷いた昆布やかつおぶしや、実にさまざまなもののエキスを含んでいるように、『こたえられない・・・』のだ、たまらなく美味なのだ。」

  • 「盗賊婚礼」では悪いやつ側かと思っていた長嶋の久五郎が・・・
    鬼平では盗賊もかっこいいんだよなぁ。

  • 080427(n 080712)

  • おもしろい。

  • 最近は時代物付いている。早晩,水戸黄門を見ることになるのだろうか。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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