旅路 (上) (文春文庫)

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • 文藝春秋 (1982年10月9日発売)
3.47
  • (3)
  • (12)
  • (15)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 139
感想 : 9
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784167142285

作品紹介・あらすじ

夫を殺した近藤虎次郎を“討つ”べく、彦根を出奔した三千代。封建の世に、武家社会の掟を犯してまでも夫の仇討に執念を燃やす十九歳の若妻の女の“さが”を描く時代長篇。

みんなの感想まとめ

夫を殺された若妻が、仇を討つために江戸へと旅立つ物語が描かれています。主人公の三千代は、仇敵を追う中で様々な人々と出会い、複雑な人間関係が展開されます。特に、彼女を助ける老医師や、思わぬ形で彼女に関わ...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  池波正太郎 著「旅路(上)」、1982.10発行。夫三浦芳之助を殺された妻美千代19歳がその敵を討つため、若党の井上忠八と彦根から江戸に。主従が、形式上は夫婦の関係になって江戸に。途中、忠八が己の欲望から美千代を襲ったことから状況が一変。襲う忠八を浪人2人が襲い、更にそれを老医師が登場して美千代を救助。なんやかやありながら美千代は江戸に到着。敵の近藤虎太郎は既に江戸に。忠八も遅れて江戸に。浪人2人の内の1人、青木市之助も江戸に。いろんな実態が明るみになりつつ、いよいよ佳境の下巻に。

  • 18

  • 帯にもあるとおり池波正太郎の時代小説としては異色な小説。結構,官能的な描写がある。

  • L 旅路上

    夫を仇を討つべく仇を追って江戸で暮らす三千代。仇相手、若党、恩人、そして殺された夫、それぞれを巻き込んで、だいぶ謎めいている。そして艶かしい。さすが!下巻が楽しみ。

  • 平和な幸せな生活を愛する夫を殺された事により、許されの仇討ちを成就させるため、彦根藩を出奔した若妻三千代。封建の世に武家社会の掟を犯してまでの妻の執念、女の性を池波流世界が広がる。

  • 913.6 イ (1) 登録番号8929

  • 江戸時代に生きる、はかなく運命に翻弄される女、三千代の半生を描く。

    三千代を助けた医者、堀本が実は、、、というところが池波小説の面白いところ。

    江戸時代の宿場町の様子や、町人の生活の様子など事細かで、それを読んでいるだけでも面白い。

    特に、食べ物の描写は天下一品だ。食欲をそそること間違いなし

  • 妖しい女性が主人公です。池波さんの作品にしてはちょっと意外。上巻にこれだけ一杯種まいて、下巻にどうまとめていくのか、読むのが楽しみです。

全8件中 1 - 8件を表示

この本が好きな人におすすめの本

著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

池波正太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×