旅路 (下) (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1982年10月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167142292

みんなの感想まとめ

この作品は、すれ違いや勘違いをテーマにした物語で、主人公の仇討ちの旅を通じて人生の複雑さを描いています。登場人物たちの魅力が光り、特に三千代のキャラクターは、善悪の境界が曖昧で、男たちを惹きつける不思...

感想・レビュー・書評

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  •  池波正太郎 著「旅路(下)」、1982.10発行。上下巻読んで感じたこと。この作品は、「すれ違い」と「勘違い」の作品。そして、夫の仇討ちの旅と人生の三千代。男がほっておけない女性。いつも男が違う女性。善と悪とは紙一重。読後、近藤虎次郎の霊に合掌!

  • 22

  • フェミニストが読んだら 怒りそう

  • 池波正太郎らしいと言えばらしいが、らしくないと言えばらしくない。一人の女性の夫を亡くしてからの人生が描かれる。彼女を巡る男達が次々と殺される、、最後にはハッピーエンドにはなるが、ちょっと後味が悪い気もする。後半にバタバタと未解決な事柄の結末を付けていくが、ちょっと忙しない。夫が殺された理由やその敵(かたき)とされる武士の最後など、主人公が知らずに結末を迎えるのがちょっと不満。最後の段い鬼平犯科帳とか必殺仕事人との連携が図られているところに、著者の遊び心が垣間見れる。

  • L 旅路下

    上巻のすれ違いを考えれば当然なことだけれど、ちょっとの差や勘違いで物事が進んでいくのは恐ろしいことだ。最後、そうなるとは思っていたけれど、まさかあの人が出てきてそんな結末とはねぇ…三千代のような女は狡猾のようにみえて無垢(逆かな?)で幸せになっちゃうわけね…。

  • 亡き夫の敵を討つため彦根藩を出奔した三千代。だが、剣客加藤平十郎と出会い結ばれる。その平十郎も夫を殺した近藤虎次郎に討たれてしまう。その後は驚くほどの池波ワールドの展開が・・・。封建の世を生き抜く女の強さが!

  • 913.6 イ (2) 登録番号8930

  • 転勤があり上巻下巻を読むのに一年以上かかってしまいました。そのため記憶が曖昧で、別の話と混乱しながらも最後までハラハラしどおしでした。最後がハッピーエンドでひと安心。

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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