新装版 鬼平犯科帳 (11) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
3.87
  • (51)
  • (53)
  • (64)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 530
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167142636

作品紹介・あらすじ

鬼の平蔵のもとで働くのは勇猛な者ばかりではない。勘定掛としてはまことに有能な川村弥助は、小心で地震が大の苦手。しかし愛する妻をさらわれた時、この臆病者は変貌した──鬼平の部下への思いやりが光る「泣き味噌屋」。木村忠吾が男色の侍にさらわれ危機一髪!の「男色一本饂飩」。長谷川平蔵が長谷川平蔵に闇討ちされる? 奇想天外な「土蜘蛛の金五郎」。盗んだ金を元に返した老盗人の名人芸「穴」。他に「密告」「毒」「雨隠れの鶴吉」と七篇を収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 10巻まで読んでて間が空いてしまって、
    登場人物(特に悪い人達)を忘れかけていましたが
    やっぱり面白かったです。

    個人的には鬼平が奥さんに「・・・肥えたな」という
    シーンが一番です(笑)

  • 男色一本饂飩
    土蜘蛛の金五郎

    泣き味噌屋
    密告

    雨隠れの鶴吉

    「泣き味噌屋」同心 川村弥助と同様、妻を失った小柳が川村の心情を汲んで奔走しているのを想像するとぐっとくる。

  • 面白い盗賊は救われるのか。
    今回は救われてる人多いですね。どうにもならない人はどうにもならないですが…。
    左馬之助さんのしゃべり方ってあんな感じだったっけ…。小関さんとキャラが被らないようにちょっとイメチェンしたのかな。

  • 初っ端の「男色一本饂飩」は強烈だった。忠吾貞操の危機に、読み手は可笑しいやら胸が悪くなるやら。盗賊とはいえ、こんなお頭はイヤだ。「毒」の印象も深い。結局真相は闇に葬られたかたちに、江戸城中枢の空恐ろしさを感じる。解説のTVシリーズ裏話も良い。私が見て(再放送だが)覚えているのが松本幸四郎の平蔵だった。今もCATV時代劇チャンネルで鬼平をやっているのを観ると、懐かしさがこみ上げてくる。

  • 7月14日読了。人情話がますます好調。

  • 鬼平犯科帳11巻目。
    「毒」の最後で、平蔵さんの将来が書かれていて、当たり前なのだけれど、すごく悲しくなってしまった。
    木村忠吾の「男色一本饂飩」は、平蔵さんが来るのはわかっていながらも、忠吾が気の毒になってしまった。
    でも、やはり、そんなキャラなんだなー。。と、笑ってしまったが。。

  • 同心・木村忠吾「兎忠」が男色の侍に誘拐され・・・な「男色一本饂飩」お頭長谷川平蔵が乞食浪人に化けて大立ち回りする「土蜘蛛の金五郎」などなど全部で7編の傑作。

  • 鬼平、ますます良くなっていくな。最後の話の終わりに録之助が雨隠れの鶴吉にいった「おい、鶴坊。お前の女房のお尻は、ふっくらと大きくて、いいお尻だなあ」ってのが良かったねェェ。

  • 男色一本饂飩 忠吾の貞操が・・・

    泣き味噌や  死中に活あり。

  • 面白かったです。「男色一本饂飩」はうさぎのピンチ。そういう巡り会わせなのが、彼の役どころなのかしら(笑) 勿論、鬼平が助けにくるのが分かっているから安心して読めるのですが。 「土蜘蛛の金五郎」、「泣き味噌屋」も面白かったです。この巻も鬼平の魅力満載でした。

全30件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1923年東京浅草生まれ。60年「錯乱」で直木賞受賞。77年「鬼兵犯科帳」「剣客商売」「仕掛人藤枝梅安」の三シリーズで吉川英治文学賞を受賞した。90年没。

「2017年 『西郷隆盛 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新装版 鬼平犯科帳 (11) (文春文庫)のその他の作品

鬼平犯科帳(十一) Kindle版 鬼平犯科帳(十一) 池波正太郎
鬼平犯科帳 (11) (文春文庫) 文庫 鬼平犯科帳 (11) (文春文庫) 池波正太郎

池波正太郎の作品

新装版 鬼平犯科帳 (11) (文春文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする