蝶の戦記 上 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2001年12月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784167142773

みんなの感想まとめ

戦国時代を舞台に、女忍びの於蝶が活躍する物語が描かれています。彼女は上杉謙信のために暗躍し、魅惑的な肢体を武器にしながらも、卓越した忍びとしての技量を発揮します。物語は時代背景がしっかりと描かれており...

感想・レビュー・書評

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  • 時代小説らしく、時代背景が書かれているところが多く、なかなか進まない所も多かった。
    くノ一の於蝶が活躍する物語、くノ一らしく女の武器を使って任務を遂行する。まだ若く、結婚か忍として生きていくかなど悩んだりするところも良い。
    下巻も読んでいく。

  • 上巻読了。

    甲賀の女忍び、於蝶の活躍を描いた戦国忍者モノ。
    同著者の「真田太平記」に登場する“お江”という女忍びを彷彿させるな・・。と思っていたら、「真田太平記」に出ていた甲賀の頭領・山中俊房が本書にも出てきました。何気にリンクしているのでしょうかね。
    で、お江さんは武田サイドの忍びでしたが、本書の於蝶はライバル・上杉謙信の為に忍び働きをします。
    謙信のストイックさには徹底していて、その清廉さに於蝶はじめ、配下の者たちが惹かれるのもわかる気がしますね。
    まさに群雄割拠の時代が舞台だけに、読んでいてワクワクします。下巻では於蝶がどのような活躍を見せてくれるか、楽しみです。

  • 忍びものも面白いですね。

  • 忍びの世界では小規模の組織杉谷家の女忍於蝶が上杉謙信のために暗躍する。於蝶は自身の魅惑な肢体を武器に男を籠絡する一方で、忍びとしての技量も優れている。関東平定を成そうとする謙信に使える上の巻では川中島の激闘が描かれており面白かった。下巻が楽しみ。

  • 上杉謙信の一本気に惚れた於蝶は素敵

  •  桶狭間の戦い、川中島の決戦など、信長、謙信、信玄、木下藤吉郎、柴田勝家などの時代に暗躍した甲賀の忍びの物語。於蝶(おちょう)20歳の忍びの戦いと恋愛の長編物語。池波正太郎「蝶の戦記(上)」、2001.12発行。

  • 織田信長が尾張を制覇する少し前の上杉謙信が二番目の主人公という物語。主人公の女忍びは妖艶であどけなくおもしろい。一番興味深いのは、主人公の師匠のおばばさま。これは凄い忍者です。
    歴史の勉強にもなり、ハードボイルドなヒューマンドラマありでおもしろい。

  • ★★★★☆
    池波還是一樣好讀。本卷重點為川中島之戰,於蝶的造型頗具說服力,謙信公令人肅然起敬。期待下卷。

  • 乱世故、登場人物が多い。

  • 全巻読了

  • 忍モノ 上下巻
    女忍の於蝶の若き頃からを描いた話

    池波さんの忍モノ作品は 数多くありどれも魅力的なわけですが・・
    その忍モノに登場する人物の中でも 私は於蝶が一番好きですので
    この本は面白かったですね^^

    おそらく忍キャラの中で 於蝶が一番愛されてるキャラだろうとは思いますが^^

  • 池上正太郎の忍者シリーズ。買ってからしばらく放ってあったが、注文してある本が届いかず、隙間で読んでみた。
    「丹波大介」や「火の国の城」「真田太平記」とキャラが被る部分もあり併せて読むと面白い。
    今回はお蝶の若い頃、時代は室町後期~戦国時代。上杉謙信らのそばで忍び活動を行っている。武田信玄や織田信長といった、よく知られている武将が出現し後半にかけて面白さが増す。
    下巻も楽しみだ。

  • 全2巻。
    池波先生忍者シリーズ。
    川中島の戦い〜姉川の戦い。
    そして謙信の死まで。

    後のシリーズではおばあちゃんな
    お蝶が若い頃の話。
    「忍びの女」と違ってあんまり武将と直接からまない。
    より裏の世界のプロ感がある。

    シリーズ3本目だけど、
    なんだろ、
    やっぱり史実の流れと主人公達の物語が
    少し距離がある気がする。

    相変わらずワクワクするんだけど、
    振り返ってみたら主人公達の話は実は普通にまとまってる感じ。
    2つの物語があんまり絡み合ってない印象。

  • 不幸な女が生まれた。
    戦国の世、時代の影に生きる忍びたち。
    甲賀の杉谷忍びに属する女忍者、於蝶(おちょう)は、男装し井口蝶丸として上杉に仕える。
    戦乱の中、激しさをきわめる忍び同士の死闘、息詰まる神経戦、恋、そして裏切り。
    戦いの果て、味方の半数を失った於蝶たち杉谷忍びは、姉川の戦いへ。
    狙うは一つ、信長の首。

    『鬼平犯科帳』シリーズで知られる、歴史・時代小説の巨匠、池波正太郎の隠れた名作。
    突飛な忍術などで驚かすのではなく、あくまで登場人物たちの心情や、歴史的背景が主題となっている重厚な作品。

    ラストが切ない。

  • なかなか楽しかった。お蝶生きてたんかよ、と続編があるのを知って思いはした!

  • お蝶さん…orz

  • 尾張、清洲城下のはずれで、二十の於蝶は五月晴れのもとにのびやかな肢体をなげだしていた。夏草のにおいと果肉のような体臭に木立を進む武士は惑乱した。一瞬の後に…。川中島から姉川合戦に到る年月を甲賀忍びの技と道に賭してゆく於蝶。おのが生理と心をあやつり、死闘を繰り広げる女忍びの活躍は、ここからはじまる。

    2008.5 読了

  • 戦国にハマって、ごく初期の頃に読んだ本です。
    忍びものとして、楽しめる作品だと思います。
    謙信さまがステキです。

  • 上杉謙信と武田信玄の川中島の戦い、浅井・朝倉連合軍と織田軍との姉川の戦いを通して、甲賀の杉谷信正のもとで活動する於蝶の活躍を描いてます。

  • 忍者小説三部作第一弾。あなたの血は冷えていませんか?

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著者プロフィール

大正十二(一九二三)年一月二十五日、東京市浅草区聖天町生まれ。昭和十(一九三五)年、下谷区西町小学校卒業、株式仲買店勤務。昭和十四年より三年ほど証券取引所にあった剣道場へ通い、初段を得る。旋盤機械工を経て昭和十九年、横須賀海兵団入団。敗戦の翌年、東京都職員として下谷区役所の衛生課に勤務。昭和二十三年、長谷川伸門下に入る。昭和二十五年、片岡豊子と結婚。昭和二十六年、戯曲「鈍牛」を発表し上演。新国劇の脚本と演出を担当する一方、小説も執筆。昭和三十年、転勤先の目黒税務事務所で都庁職員を辞し、作家業に専念。昭和三十五年、『錯乱』で直木三十五賞受賞。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズや『真田太平記』等、数々の小説で人気を博す一方、食や映画、旅に関する著作物も多く上梓した。受賞歴はほか吉川英治文学賞、大谷竹次郎賞、菊池寛賞等。平成二(一九九〇)年五月三日、入院していた東京都千代田区神田和泉町の三井記念病院で死去。小社では同じく単行本未収録のエッセイ集『一升桝の度量』(二〇一一)と初期戯曲集『銀座並木通り』(二〇一三)を刊行している。

「2022年 『人生の滋味 池波正太郎かく語りき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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