無影燈(上) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167145194

作品紹介・あらすじ

直江は大学病院の講師まで勤めた優秀な外科医だったが、なぜか栄達を捨て個人病院にやってきた。そんな彼に看護婦の倫子は惹かれるが、彼には容易に人を近づけない影があった……。

感想・レビュー・書評

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  • 中居さん主演でドラマ化されたようですが、小説とはイメージが異なって見えた、

  • SMAP中居くん主演のTBSドラマ「白い影」の原作。

  • ニヒルな直江医師に次々に女性が虜になっていく展開は、ある意味期待を裏切らない。ドラマでは直江医師を中居正広が演じていたが、長身の西島秀俊がイメージに近いかもしれない。ラストの直江医師からの手紙の内容は、悲しくて胸が締め付けられそうになった。病に対して人はどう向き合うべきか考えさせられる作品。

  • 2001年版のドラマの印象が強くて、いいか悪いかは別として、登場人物を思い描くのが容易だった。知らない世界を細かく描写されていて、とても興味深く読めた。

  • 読んで損はなし。

  • 下巻にて。

  • 初めての、渡辺淳一さんの本です。
    ドラマをやっていたので、購入しました。
    主人公の直江の暗さが、とてもせつなく感じ、
    悲しいお話でした。

  • 初読:2008年芒種

    中居くん主演のドラマの原作。
    ちら見だったけど、あの中居くんが
    冷めたニヒル(?)な役をこなしてて少し驚いたのを覚えてます。
    忠実にドラマ化したら放送できないと思うので、
    たぶんけっこう内容変えてたんだろうなぁ。

  • 「わ行」追加です(笑)

    って言うかワ行で思い出す作家はこの人しか居ませんでした…

    かなり古い作品です

    渡辺淳一さんの最近の作品は 中高年の恋愛 や 性描写が思い浮かびますが

    こちらは初期の作品で 医療舞台の恋愛物語です

  • ドラマより濃かった

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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