無影燈(下) (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167145200

感想・レビュー・書評

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  • 外科医直江医師は大学病院から個人病院に来た、どこか陰りがあるがとにかくモテた。看護婦の倫子は直江医師と付き合っていた不安も少しあった、直江の言う通りにしていた。骨の癌を患って3ヶ月の命その痛みを忘れる時は何人もの女性と交わる時、最後は二人で北海道に行く前手紙をその時に書かれ直江の心が読み取れる。

  • 十年前くらいに読んだ本なのでボンヤリとしか思い出せませんが、十代の私はやけにドギマギしながら読んでいた記憶が。

  • 先にドラマを見ていたので、ある程度の内容は知っていた。
    直江の女性の扱いは酷いものだけど、まあ、それでも女性の方から寄ってくるわけだし……と思える。
    結末を知っているだけに、患者に対する態度にも、深いものを感じました。
    ただ、ドラマではSMAPの中居君が直江を演じていましたが、本の中の直江と中居くんの映像がうまく結びつかない。
    2人のイメージが重なりあわなくて、そこが参りました。
    (倫子は竹内結子さんに変換できましたが)
    あと、言葉遣いが古臭いのが難点だと思いました。
    個人的には「ひとひらの雪」よりも断然面白かった。
    渡辺先生の作品は医療を絡めたものの方が好みです。

  • 上巻にレビューあり。

  • 初読:2008年芒種

    個人的に共感ポイントがあまりなく残念…。

    雪の舞い散る北海道に行きたくなりました。

  • ドラマ化された。渡辺淳一の他の小説のようなエロスはない。感動的。

  • あっという間にラストに持ち込んでいく流れはさすが。ただ、やはりここでも女がかわいそうすぎるのですね。

  • 失楽園 愛の流刑地 鈍感力 の渡辺淳一
    白い影でドラマ化(主演中居くん)見てないけど。

  • 白い影の原作本(下)

  • 中居正広主演「白い影」原作本。

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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