冬の花火 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1997年12月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784167145217

作品紹介・あらすじ

昭和二十九年春、戦後の歌壇に彗星のようにデビューした天才歌人・中城ふみ子。しかし、彼女の両乳房はすでに癌に侵されていた。三十一歳で夭折した女流歌人の奔放な愛の遍歴とその死。

感想・レビュー・書評

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  • 乳がんで両乳房を失い、31歳で亡くなった実在の歌人・中城ふみ子を描いた小説。

    「女」の魅力を最大限に利用して周囲をふりまわし、男を誘惑し次々と激しい恋に落ち、赤裸々に歌を詠む。
    戦後すぐという時代に、このように生きた女性がいたのかと驚いた。


    ただのわがまま女ではない、強い、強い女性。

    強い女は好きだ。
    名誉も男も美しさも全部欲しい。
    当たり前じゃないの。


    「臆病に守られる平穏よりも火中に入って傷を負う生き方」ーーーー
    一番好きな表現だ。


    ふみ子の生き方に、心底憧れる。

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著者プロフィール

1933年北海道生まれ。札幌医科大学卒。1970年『光と影』で直木賞。80年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で吉川英治文学賞受賞。2003年には菊池寛賞を受賞。著書は『失楽園』『鈍感力』など多数。2014年没。

「2021年 『いのちを守る 医療時代小説傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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