IT(2) (文春文庫 キ 2-9)

  • 文藝春秋
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167148089

作品紹介・あらすじ

デリーに近づくにつれ、消されていた記憶の細部が甦る。洪水のあと、紙の小舟を浮かべに行ったジョージィの黄色いレインコート。血染めのレインコート。の小川につくったダム。記念公園の給水塔。廃工場の大煙突。そこから現れた怪鳥。狼男。そして風船を持ったピエロ…あの、1958年の夏、子供たちがずいぶん消えた。

感想・レビュー・書評

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  • ちと冗長すぎて、話が転がっていない。

  • だんだん面白くなってきた。単純に登場人物が把握できたというのもあるが、点と点が結びついてきていること、根本的な謎は残したままであること、キング独特の言い回しに慣れてきたことがある。最も彼にありがちな謎のままで終わるパターンという杞憂もあるが。

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50075719

  • 2021.7.13
    本編ももちろん面白いんだけど、
    シャイニングファンがニヤリとするような小ネタもあって、流石キングだなあと。

  • 4巻でまとめて書きます。

  • キングの世界にどっぷりつかれて満足。楽しいなぁ?。3巻へGo!

  • やっとはみだしクラブが揃って嬉しく思いました。

    それでも、幼少期の頃にあった事が明らかになっていくに連れ、スタンリーが死んでしまったという事実が1番悲しいですね。
    やっぱり全員で再会してほしかったです…。

    Itが何なのかわからない、幼少期に何があったのかも満足に思い出せない。
    そんな不安が多い中、回想ではみだしクラブの絆がいろいろな描写で書かれているのが、すごくほっこりしました。

    これ以上犠牲者が増えない事を祈るばかりです。

  • デリーに近づくにつれ、消されていた記憶の細部が甦る。そして風船を持ったピエロ…あの、1958年の夏、子供たちがずいぶん消えた。(e-honより)

  • 偏見や差別に基づいた悪意。
    それが物語の背景にずーっと流れている。まるで運河のようにね。
    悪意の奔流に流され、塗れ、とても疲れる。

  • ビルがジョージの死に責任を感じているのに対して、リッチィが、ビルの船が原因の一端だったとしても、ジョージを殺そうとしたというのとは全然違うじゃん、と普通に言って、ビルが救われるのがとてもいい。
    リッチィ父のノリが良い。
    リッチィがベヴァリーを映画に誘うシーンの会話がかわいすぎてやばい。というかベヴァリーがかわいすぎる。映画でかわいすぎてあざとくないかと思っていたら、原作の方がもっとかわいかった。恋とは違うんだけどリッチィがベヴァリーにどきどきしているのも超かわいい。
    リッチィがビルを素直にカリスマ的に尊敬しているのがいい。ベンの知性もだけど、はみ出し者同志だから吃音とか肥満とかのマイナス要素を大目に見ている訳ではなく、本心から良いところを認めているのがいい。
    ベヴァリー家の洗面所のエピソード、排水溝の中の汚さの描写が生々しい。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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