ダーク・ハーフ 上 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1995年10月7日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784167148119

作品紹介・あらすじ

ジョージ・スタークなる名で暴力小説を書く作家サド。ある日殺人現場から自分の指紋が発見された——。作家と抹殺されかけたペンネームの間で繰り広げられる壮絶な血みどろの戦い!

みんなの感想まとめ

作家とそのペンネームが織りなす緊迫した戦いを描いたこの作品は、主人公が別名義の分身によって追い詰められる様子が刺激的です。売れない作家が、実は成功した別名義を持ち、その存在が暴力的に実体化するという設...

感想・レビュー・書評

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  • 20年以上前に買って読んだ記憶がないから開いてみた
    主人公は売れない作家、実は別名義でベストセラー作家の顔を持つが、別名義を封印する決意と共に、その別名義の分身がなんかやらかす…てなあらすじ

    上巻を1ヶ月かかってやっと読んだ
    別名義の分身は勿体つけずに極悪さを増していく、存在しないはずのその分身が主人公達をじわりと追い込んでいく状況がドキドキ
    さあ、下巻はさらにゾクゾクな展開か

  •  作家の別ペンネームが人格をもち、自分を抹消しようとする人たちを殺戮してまわるというホラー。大元の作家サド・ボーモントが少年時に脳内にとりこまれた双生児の断片摘出を受けていたこととあいまって、犯人は自分自身の双生児的別人格という仮定になっている。スプラッタシーンは気持ちよくないが、だいたいのキング作品同様ホラーというほどこわくはない。最終的に連続事件についての合理的説明はされないしできようもないのだが、純ミステリではないので結末にいたる過程の不可解さを楽しめばいいのだろう。保安官のパングボーンがなかなかいい味出していて、最後はこの作者らしいめでたしめでたしで終わるので読後感は悪くない。

  • 「いや、いっそ幽霊の仕業だと言われたほうが、まだ信じやすかったかもしれない。ところが、こいつは幽霊ですらないんだ。かつて存在したことすらないんだから」

    ……作家と(実体化した)ペンネームとの戦いという設定が面白い、と思って購入。

  • 内容
    売れない純文学作家サド・ボーモントには、世間に知られていないもう一つの顔があった。血なまぐさい犯罪小説を書く、ジョージ・スタークなるベストセラー作家の顔が。本来の自分の仕事に専念したくなったサドはある日、すべてを公表し、ペンネームを葬り去ることにする。それがどんな悪夢の幕開けになるかも知らずに…。

  • ジョージ・スターク。何者なのか?
    本当に存在するのか、妄想なのか、トリックなのか。
    下巻でどうなるんだろう?

  • 読書録「ダーク・ハーフ上」3

    著者 スティーヴン・キング
    訳  村松潔
    出版 文藝春秋

    P82より引用
    “どちらの事件もきわめて奇怪な事件だったが、そもそも世界は
    奇怪な場所なのである。そして、苛酷な場所であり、ときには、
    不運な場所でもある。”

    目次から抜粋引用
    “馬鹿の詰め物
     スターク、攻勢に出る”

     押しも押されぬホラーの大御所による、ミステリアスでホラー
    な長編小説。
     幼いころ、雑誌へ投稿した短編小説で賞状をもらった主人公サ
    ド、大人となり売れっ子作家となった彼に振りかかる奇妙な出来
    事の数々…。

     上記の引用は、とある街で起きた事件についての一文。
    奇怪で苛酷で不運な出来事ばかりを取り上げるということを仕事
    にしている人たちのおかげで、そういうのが世界の当たり前に思
    ってしまいそうになりますが、ほとんどの時間は至って平穏なも
    のなのではないでしょうか。しかし、いつ何時どうなるかはだれ
    にもわからないので、平凡な私としては不運に当たらないことを
    祈るくらいしか出来ません。
     夜に一人で読むのは、あまりお勧めできません。怖いです。

    ーーーーー

  • 「秘密の窓、秘密の庭」みたいな話かと思ったけど、こっちのほうが直接的。

  • ひさびさのキングもの初読。

    ペンネームを使う作家さんはこういう風にキャラクターをつけて作家活動するものだろうか?興味深い。

    もし、スタークがサドに危害を加えるならそれは自傷行為になるのか?

    さぁ、下巻をとっとと読もう

  • 2012.3.4(日)¥150。
    2012.5.14(月)。

  • 続きが気になる感じ。
    楽しみ。

  • スティーブンキングの文章は、映像がありありと浮かんでくるから凄い。

  • ペンネームを捨てた作家が、捨てた名前から追われる。
    これぞ、スティーブンキングの世界。

  • 未読

  • 上下巻。「なんか怖い」って感じがやっぱりうまい。ラストは…あれ?

  • 未読

  • 売れない純文学作家サドのもうひとつの顔は、悪漢小説のベストセラー作家ジョージ・スターク。これを公表し、スタークとしての自分を葬った時を境に、サドの周囲で奇妙な出来事が…。
    "HIGH TOONED SON OF A BITCH"を「格調高いゲス野郎」と訳した訳者さんのセンスが素晴らしい。

  • ゼロ(0)から何かを創り出すことは、光ばかりではない・・・。
     作家である主人公は、あまりにも残忍な自分の作りだしたキャラクターを封印すします。
     しかし、その先に彼が見たものとは?
     読んだ後、しばらく群れ飛ぶスズメが恐ろしくなりました。
     

  • 悪の化身との戦い。イマイチ感情移入が出来なかった。ラストがあっけない。なぜスズメ?

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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