- 本 ・本 (640ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167148157
感想・レビュー・書評
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あの作品やその作品の人物が登場してくる、キングユニバースのクロスオーバー作品。
じわじわとキング特有のディテールの積み上げ巻。
この精緻に積み上げられた積み木をどう豪快に崩してくれるのか楽しみだ。
ささ、下巻へ。 -
憧れの品が手に入らないよりも、一度手に入れて奪われる方が何倍も辛いという人間の心情。
登場人物が多いのでついていくのが大変だが、田舎町でとんでもないことが起きる伏線として丁寧に読む。 -
内容
平穏な田舎町キャッスルロックに骨董屋が開店した。店主は素性の知れぬよそ者、でも客はみな目を見張る。欲しくてたまらなかった品々が格安で手に入るのだ。条件はひとつ、店主に頼まれた「いたずら」を実行すれば…。キング作品でおなじみの町に、またも怪異が襲い来る。かつてないスケールと破壊力をそなえた大破局が。 -
読んだときはピンと来なかったけど、いま関節炎っぽくて身につまされます。
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不思議な店が田舎の町に開店して、どのようになるか、ワクワクしましたが、しかし、...
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感想は下へ。
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キングの中では最も好きな作品。早く電子書籍化しないかな……。
主人公のアランがキング作品内1、2位を争うレベルの行動イケメンなところが好き。1F文庫
最後がバッドエンドではないところも。 -
読み終えるのにえらく日数がかかってしまった。
上・下を1週間かけてようやっとゴール。
これの前に読んだF・ポール・ウィルスンやマイケル・クライトンの小説は、
ジェット・コースターに乗っているかのごとくストーリー展開が速かった。
読み終えるのもあっという間。
これらに比べると今回のキング作品は亀の歩みのごとくなかなか進まない。
登場人物ひとりひとりの心理が動いていく様がびっしりと書かれている。
事件が本格的に動き出すのは、、、(ネタバレのため略)。
この作品の舞台はキャッスルロックという架空の田舎町。
『スタンド・バイ・ミー』、『クージョ』、『ダーク・ハーフ』、『デッド・ゾーン』などの作品でもおなじみの町。
これらの作品に登場した人物やエピソードもたびたび出てくる。
なので、この町が登場する作品を一通り読んでからの方が、
より楽しめるだろう。
いつもいろんな意味でやりたい放題のスティーヴン・キングだけど、
翻訳のほうもやりたい放題やっているので気持ちがいい。
こちらもぜひご注目!
教訓は「物欲は身を滅ぼす」??
それとも「タダほど高いものはない」??
あるいは「好奇心がネコの命取り」??
書きたいことは山ほどあるのだが、
ぜんぶネタバレになってしまいそうなので、このへんで止めときます。
ちなみに、この小説はエド・ハリス主演で映画化されているそうだが、
ストーリーがずいぶんといじられているようだ。
以上は上下巻とも読んだ感想です。
著者プロフィール
スティーヴン・キングの作品





