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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784167150044
みんなの感想まとめ
歴史的な出来事と人間の推理が巧妙に絡み合った物語が展開される本作は、短編5篇から成り立っています。その中でも中編の「青玉獅子香炉」は、辛亥革命後の中国を舞台に、主人公・李同源が宦官の依頼で模造品を作る...
感想・レビュー・書評
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年輪のない木、太湖帰田石、小指を追う、カーブルへの道、青玉獅子香炉の5篇。青玉獅子香炉が中編で他は短編。青玉獅子香炉の歴史的出来事と人の推理ものの融合はいい。他の短編も推理小説として面白い。カーブルへの道では、ISに破壊されたバーミヤンの大仏がでてくる。詳しく叙述しているが作者の実地取材か、資料から書いたのか。
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「年輪のない木」「太湖帰田石」「小指を追う」「カーブルへの道」「青玉獅子香炉」の短編 5編
タイトルの青玉獅子香炉ももちろんおもしろかったですが、ほかの作品もぞくぞくした。 -
第60回直木賞。
辛亥革命後の中国が舞台。
主人公・李同源は宦官の依頼で「青玉獅子香炉」の模造品を作ることになる。本物はすでに売り払われてアメリカにあるという。
香炉は本物以上の出来で完成したが、日本軍が攻めてくるため、北京にある財物は南へ疎開することになった。同源は香炉とともに南へ移動する。
終戦。日本軍は文化遺産を大切にした。損傷もなく保管されていた。しかし「青玉獅子香炉」はアメリカのコレクターに売り払われていた。 -
かなり興味深く読んだ。
主人公の一生を考えると、とても感慨深く、
いつまでも、いつまでも、心に残る。 -
陳さんは短編も佳作の多い方なんですけれど、この話は特に面白かったです。日中戦争の時代の、故宮の文物の疎開を扱った作品なんですけど、追いつ追われつの緊迫感や、ただ文物を移動するだけでないドラマ性があって、興奮します。
映像化しないかなー、といつも思ってるんですが。
どこかでやってくれないかなぁ。
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