秘本三国志 6 (文春文庫 ち 1-11)

著者 :
  • 文藝春秋
3.77
  • (26)
  • (12)
  • (36)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 194
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167150112

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『三国志』における私の推しは、何を隠そう、曹操です。

  • (1983.04.26読了)(1983.04.13購入)
    (「BOOK」データベースより)
    曹操、関羽、張飛、劉備…。英雄豪傑たちが次々と世を去り、四百年続いた漢王朝にかわって魏・蜀・呉の三国鼎立の時代を迎える。そして、天下三分を策し、劉備亡き後の蜀を背負った智将・諸葛孔明も、仲秋の五丈原で陣没する。卓抜な歴史観にもとづく陳舜臣版『三国志』、ここに完結。

    ☆陳舜臣さんの本(既読)
    「秘本 三国志 一」陳舜臣著、文春文庫、1982.07.25
    「秘本 三国志 二」陳舜臣著、文春文庫、1982.07.25
    「秘本 三国志 三」陳舜臣著、文春文庫、1982.08.25
    「秘本 三国志 四」陳舜臣著、文春文庫、1982.08.25
    「秘本 三国志 五」陳舜臣著、文春文庫、1982.09.25

  • 違った視点からの『三国志』に初めて接したのがこの本です。
    何度読み返しても新鮮です。

  • 神戸などを舞台とした作品です。

  • 全6巻読み終わりました。三国志初心者でミーハーですが、諸葛孔明に俄然興味が。次は陳舜臣著の「諸葛孔明」に手を伸ばそうと思います。

  • お互い死ぬ前に思い出すとは、曹劉秘密同盟ぱねえ。
    戦ってばかりの戦争三国志とは少し違う趣でした。
    平和的というか。

  • 一般的にはこう言われてるけど、実はこうだったんじゃないか」という視点で描かれた三国志です。メジャーな三国志を知らないまま、これを読んでて良いのかなぁと途中で気付きましたが、楽しめたのでこれはこれで良かったのかなと◎ 今まで「劉備は良い人で、曹操は悪者」と勝手に思い込んでましたが、むしろこの本のお陰で曹操が好きになれました! 徹底的な現実主義の曹操が、自分の人間味に気付いて葛藤するところとか。
    一番面白かったのは、まだ劉備が弱小だった頃に曹操と戦うところ。実は二人は裏でつながっていて、曹操が外から、劉備が内から共通の敵を追いつめていく過程が楽しめました〜

    読むの時間かかったけど、読んでみて良かったです。

  • 三国演技をベースとした物語が多い中、この小説は『正史三国志』をもとに書かれた名作である。蜀の劉備陣営ではなく、魏の曹操陣営を中心に描かれている点も面白い。
    第6巻にて、諸葛孔明は五丈原に没し、物語は終わる。

  • 三国志モノで、目から鱗、陳 舜臣氏にはまるキッカケとなったシリーズ。
    曹操のファンになり始めたのも、これがキッカケ。
    でも、孔明一番は変わらず〜

  • 平成19年5月15日読了

全13件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1924年-2015年。神戸市生まれ。大阪外国語大学印度語部を卒業し、終戦まで同校西南亜細亜語研究所助手を務める。61年、『枯草の根』によって江戸川乱歩賞を受賞し、作家活動に入る。その後、93年、朝日賞、95年には日本芸術院賞を受賞する。主な著書に『青玉獅子香炉』(直木賞)、『玉嶺よふたたび』『孔雀の道』(日本推理作家協会賞)、『実録アヘン戦争』(毎日出版文化賞)、『敦煌の旅』(大佛次郎賞)、『茶事遍路』(読売文学賞)、『諸葛孔明』(吉川英治文学賞)、『中国の歴史』(全15巻)などがある。

「2018年 『方壺園 ミステリ短篇傑作選』 で使われていた紹介文から引用しています。」

陳舜臣の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×