ヴィヨンの妻・人間失格ほか (文春文庫)

  • 文藝春秋 (2009年5月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784167151133

みんなの感想まとめ

人間の本質や複雑な感情を深く掘り下げた作品が収められており、特に人間失格やヴィヨンの妻は、そのテーマが鮮明に描かれています。作者の独特な視点から描かれる登場人物たちは、酒に溺れたり、自己愛と自己否定に...

感想・レビュー・書評

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  • ヴィヨンの妻と人間失格が読みたくてこちらを。
    太宰作品をちゃんと読むのはほとんど初めて。作者の性質、人間の本質の捉え方が随所に表れているようだった。上記2作ときりぎりすが読みやすくておもしろかった。

  • 2018年11月18日、「ヴィヨンの妻」を読了。
    よくわからない内容だった。

    2018年11月21日、「きりぎりす」を読了。
    最後に、こおろぎときりぎりすが出てくるが、これまたわからず。難解というか。

    2018年11月24日、「思い出」は163頁まで読んだ。

  • 人間としてどれだけダメだったら”失格”なのかということについて考えたい気分の時に読んだ本。全部とはいえないかもしれないが、主人公の行動や経験は人々が一度は体験したことがあるものではないだろうか。それが人生のなかで起こり続けると主人公のように自分は人間失格なのではないかと思わせてしまうという、著者からの警鐘なのかもしれない。この本に出てくる登場人物は、現代でも思わず”いるいる!”と思ってしまうような人ばかりだった印象を受けた。それは、いつの時代でも人間の本質は普遍のものだからかもしれない。

  • 本当、人間失格だ!

  • 女と酒に渦巻かれて生きるさまが興味深い

  • とにかく酒に溺れてどうにかなる男がよく出てくる。女はそんな男に尽くして世話してやる。混沌とした空気の中にある人間の営みとエネルギーは時に純粋で時に残酷である。
    人間失格の主人公は肥大した自己愛と強烈な自己否定を抱え、少しずつ壊れていく。
    この自己否定の感情というのは、褒められて育って高い自己肯定感を持つ人にはきっと理解ができないのではないだろうか。

  • 知らない単語がたくさんで勉強になる。
    暗い気分になりたいときに読みたい。

  • この歳になって初めて読んだ。芸術的なことは分からんけど,いやいや駄目でしょ,が感想。ヴィヨンの妻とか続けて読んだからかもしらんけど,駄目でしょ。もっと若い時に読むべき本なのかも。

  • •「きりぎりす」
    何か、ハッとするものを感じて一気に読んでしまった。
    この話の結末が分かっているのに、何が起こるのか気になってしまう。
    短い文章の中に強い想いがこめられているように感じた。

    •「人間失格」
    ただ、巡りが悪かったのだ、と言いたくなる話だった。
    決して彼がすべて悪いわけでもないと感じた。

  • 太宰はまだ私には早い。
    読み終わるのに時間がかかる。

  • 思ってたより読みやすかった。
    女って怖いです。

  • モルヒネ中毒。

  • 何回トライしてもあまり自分の琴線には触れない・・。口語体で「AしてC。」をこの文体は「AしてBがあってC。」みたいな特徴を見た。

  • 巻末の池内紀さんの解説にひかれて手に取った。ヴィヨンを一読して「ヘンテコな小説」、再読すると「なおのことヘン」と書いてあるが、僕は中学生で一読し、いま四十歳で再読して、まさにそのとおりだと思った。「大谷」にモデルがいたとは知らなかった。

  • NHKのテレビ番組のJブンガクで紹介がありました。

    これまでは,ただ暗い作品だと思っていたのですが,
    ちょっと違う読み方ができるようになりました。

    主人公の女性の強さが読めるようになりました。

  • 恥ずかしながら、教科書以外ではじめて手に取って、読んでみた「太宰」。勝手なイメージとしては、ただただ暗いものだろうということしかなかったが、実際読んでみると、何編かにはクスッと笑ってしまいそうな文章もあり、面白かった。「きりぎりす」と「燈籠」が好き。

  • 目次:ヴィヨンの妻、ニ十世紀旗手、桜桃、姥捨、燈籠、きりぎりす、思い出、人間失格、解説 池内紀

  • 「人間失格」「ヴィヨンの妻」ほか6作品を収録。
    「人間失格」は思ったより落ち込まず,逆に励まされたような気がする‥。
    「きりぎりす」は,夫に別れを告げる妻の独白?でとっても好みだった。
    「ヴィヨンの妻」旦那が最低すぎてびっくり‥(--;)ただ奥さんが変に前向きで,奇妙な夫婦関係を築いてるせいかそんなに不快じゃなかった。
    決して幸せじゃないのになんだか不思議な明るさを感じる作品でした。

  • 池内 紀氏の解説・あとがきが興味をひきます。
    時代背景ありき・・ということでしょう。

  • 『ヴィヨンの妻』が面白かったかな。『人間失格』は、誰でも持っている気持ちや人間的な所を細かく表現されていて、自分を考えさせられた。

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著者プロフィール

太宰 治(だざい・おさむ):1909年、青森県北津軽郡金木村生まれ。中学の頃より同人誌に習作を発表。旧制弘前高校から東京帝国大学仏文科へ進学、中退。1933年、太宰治の筆名で「列車」を発表。「二十世紀旗手」「女生徒」「富嶽百景」「お伽草子」「ヴィヨンの妻」「斜陽」ほか代表作多数。1948年、筑摩書房の雑誌「展望」にて「人間失格」連載。同年6月、同作最終回の掲載をみることなく、玉川上水に投身。

「2025年 『人間失格』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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