女の居酒屋 (文春文庫)

  • 文藝春秋 (1985年11月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784167153250

作品紹介・あらすじ

戦後、女性が強くなったものの一つに酒がある。男性の女性に対する偏見を正面から論駁し、女性の権利を堂々と主張しつづけて十年。「女の長風呂」シリーズ、ついに十冊目の随筆集。

みんなの感想まとめ

女性の権利を堂々と主張し、戦後の社会における女性の強さを描いたエッセイ集は、ユーモアと辛辣さを交えた雑談風の文章が特徴です。著者は、時代を超えても色あせない魅力を持ち、心のふるさとのような安らぎを与え...

感想・レビュー・書評

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  • おせいさんにしてはパンチ弱めの一冊かも。カモカのおっちゃん率いるカモカ連の阿波踊り、楽しそう。ピンクの装丁にうっとりしたり、ポプリを楽しんだり、乙女なおせいさんも可愛い。

  • カモカのおっちゃんとの会話が楽しい。

  • 最近、この年代の作家さんの本をよく読む。
    小説・エッセイともに読む。
    エッセイも20~30年前のものも多いが面白い。

    かもかのおっちゃん(旦那さん?)と晩酌しながらの雑談風で、世相やいろいろ事柄につて辛辣にチクリと毒を吐きつつユーモアのある文章で面白い。
    30年近く前の話なのに古臭くなく、シリーズ2冊目だけれどももっと読みたいと思う。
    宝塚の話も出てくるが、大地真央さんが現役のころらしく、ほーっと思った。

  • はーっ、ほっとします、聖子センセのエッセイ読むと。心のふるさとというか、魂の帰る場所というか!とにかく落ち着きます。

    特に、キョーレツな女流作家の本が続いていたので、とくにそう思います。
    結婚前も結婚後も奔放に恋愛しまくりの作家とか、「あたしは自分の力でここまでのし上がってきたのよ!着物だっていっぱい持ってるわ〜オホホ!」みたいな作家とか、嫌だ。女性として魅力的じゃないよ。

    仕事はきっちり6時まで。その後はダンナや気の置けない友人たちと、梅安風の(つまり池波正太郎作品に出てきそうな)小粋な料理を肴においしい酒を飲んで語り合う。聖子先生こそ理想の女性です。

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著者プロフィール

昭和3年3月27日、大阪府に生まれる。昭和22年樟蔭女子専門学校国文科卒。小説家。直木賞選考委員。昭和39年「感傷旅行(センチメンタル・ジャーニィ)」で芥川賞を、62年「花衣ぬぐやまつわる…」で女流文学賞、平成5年「ひねくれ一茶」で吉川英治文学賞、6年菊池寛文学賞、7年紫綬褒章、10年「道頓堀の雨に別れて以来なり」で読売文学賞、14年キワニス大阪賞など、多数受賞。12年文化功労者となる。作風は巧みな大阪弁で夫婦あるいは男女の機微と生態を描くものが多い。近著に『武玉川・とくとく清水』(平14 岩波書店)『女のおっさん箴言集』(平15 PHP研究所)など。

「2004年 『久保田淳座談集 心あひの風 いま、古典を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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